高速バス、本数が日本一多い路線はどこか 鉄道を圧倒する高頻度運行、その利用実態は

全国で毎日1万5000便以上が運行されている高速バス。1日に100往復を超える路線もあります。運行本数が最多の路線はどこでしょうか。そして、それはどのような人が利用しているのでしょうか。

地方と大都市を結ぶ高速バス、その利用実態は

 このような地方と大都市を結ぶ昼行の高速バスは、実際にどのような人が利用しているのでしょうか。

 平日は、地方から大都市へ向かう出張客が目立ち、より短距離の路線だと通勤で利用する人もいます。週末になると、冠婚葬祭や、地元ではできないファッションの買い物など、プライベートな目的で多くの人が都市へと向かいます。要するに、老若男女、幅広い客層です。夜行便であれば体力のある若者が中心ですが、このような昼行便は客層を選びません。また、地方部に拠点を置くバス会社は「地元の名士企業」ですから、高速バスの存在は地元ではよく知られており、「都市への足」として定着しています。

 クルマ社会の地方都市に住む人にとっては、利便性のうえでも都市への足として高速バスが優れていることもあります。たとえば、高速道路の本線脇にバス停があるのを見て「周囲は田んぼなのに、誰が利用するのだろう」などと不思議に感じたことはないでしょうか。そのような本線上のバス停から階段を降りた先には、自家用車を停められるパークアンドライド用の駐車場が設置されていて、それを無料で使えるケースも少なくありません。自宅から市中心部の渋滞を抜けて鉄道駅まで向かい、高い駐車料金を負担して鉄道に乗るよりも、郊外から乗車できる高速バスのほうが費用も安いうえに、トータルで見れば早く到着できることもあるのです。

 目的地となる大都市ではさらに、新幹線や特急が発着するターミナル駅から目的の場所まで、地下鉄や路線バスに乗り換えなければならないこともあります。一方、都市内でこまめに停車する高速バスであれば、地元から乗り換えなしで大都市の目的の場所まで直行することもできます。

 このように、我が国の高速バスは「地方から都市への足」として定着しています。一方、大都市や国際空港から、温泉やテーマパーク、アウトレットモールといった人気の観光地へ乗り換えなしで移動できることも、高速バスの強みのひとつです。今後は、国内外の観光客から、そのような観光地への足としてもっと選んでもらえるようになることが、高速バス業界における次の課題だといえます。

【了】

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【高速バス特集】もっと格安・快適に移動したい! 高速バス予約のコツと乗車のポイントを徹底紹介

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コメント

25件のコメント

  1. ドライバー不足どうするのだろう?スキーツアーバスは12メートル級のバスの運転経験と言うところが焦点になったけど?

    免許歴だけで受験資格を与えてきた公安のアホ共にも責任はあると思うけど?事件を扱うときだけ運転歴とか言われてもね

    確かにしまなみ海道などの本四橋開通に合わせて都会で退役した中古のバスを塗り替えて代理店経由で購入する会社もありましたし

    そこで排ガス規制の縛りに新車価格の高騰、この台所事情で搾り出されるドライバー雇用を含む事業計画の認可って何が基準なんでしょうかね?

  2. 北海道の札幌ー小樽、札幌ー旭川も本数が多いと思うのですが

    • 具体的には? 121往復以下でしょ

  3. 地方を取り上げたようで、例えば仙台~山形便(平日80往復)もあるし、中途半端な記事で残念。

    • でも121往復以下じゃん

  4. ご指摘されている方もいらっしゃるが、僅差は札樽間(JRバス・中央バス)では?

    福岡ー熊本線に福岡空港線入れるなら、札幌ー小樽は望洋台経由入れて、110往復くらいになるのでは?

    ちなみに、国道経由の「快速」も多数運行されていましたが、現在は片道1便が残るのみです。

    • 札幌ー小樽は望洋台経由入れて札幌→小樽が120便・小樽→札幌が119便ですが、国道経由の

      JR札幌行きが1便あるのと、札幌市内というくくりでいいのであれば地下鉄宮の沢~(JR手稲駅経由)~小樽の国道経由便が宮の沢行きが+12本とJR札幌駅行きが+1と小樽行が+13本となり、

      小樽市内行132本、札幌市内行133本が札幌市内~小樽駅が走っていることに。

      高速バスのみでだと、去年12月の改正で北大経由便が5便減便されたので全国1が北海道から福岡に変わったのでは?

  5. 東京駅〜成田空港は?

    往復の便数や発着場所が若干異なるが

    東京シャトル、アクセス成田合わせて上下246便、

    有楽町シャトルも加えると257便、

    さらに深夜急行バスも足すと260便。

    • 深夜バスの松戸便は一般道だけなので

      259便に訂正します。

    • 空港バスは確かに高速道路を走行するけど、いわゆる「高速バス」とは違うのでは?

    • 老舗の東京空港交通が抜けていた

      丸の内 八重洲北 南と系統が別れたこともあり

      深夜バス差し引いたにしても

      千円バスと上下合わせて300本越え

    • それなら東京駅新宿駅~羽田空港の方が多そう。

      空港バス入れると話が違ってくるでしょ。

    • 同じ交通会社だけなのでは?

  6. 以前の東京-つくば線もすごかった。

    メガライナーなんてモンスターも投入してたし。

    あの頃に乗っておくんだった。

    • あの致命的なまでの乗り心地の悪さは、知らないままの方が良かったと思う。

      つくばで降りた時の自らの表情は、鏡で見なくても分かるくらいの“しかめっ面”をしていた。

      だから、後年青春メガドリーム(メガナイトメアだろうが!!)に投入された時、血迷ったかと思ったくらいだ。

    • メガライナーは東名高速上で文字通り炎上してしまいましたからね

    • 福岡〜熊本は新幹線開業してから

      値段は上がり

      回数券は使えない、本数か少ない

      更に高速バスが増備する

      北陸道新幹線

      金沢〜敦賀が開業

      確実に

      名古屋、米原〜金沢「しらさぎ」は

      確実に廃止

      大阪〜金沢「サンダーバード」は

      敦賀が終点になるから

      本数は激減

      金沢へ今までなら

      名古屋や大阪へ特急で行けたのに

      金沢へ行くのにいちいち敦賀で乗り換え面倒くさくね?

  7. 仙台~山形の高速バスも、1日80往復ありますが、記者さん知らないのかな?

  8. 都市圏高速バスと都市間高速バスを一緒にしちゃいけない。

    • 別にその様に分けた記事ではないはず。むしろ「地方都市間でも...」として取り上げて欲しかった。成田路線も1地点からの発着数とか行き先数とかとして相当なものだろうから、取り上げてもよかったのでは。

    • 成田路線入れるなら羽田路線もってなるぞ

    • 福岡に限って言えば、博多駅と福岡空港は目と鼻の先なので、空港経由博多駅・天神行きも多数ある。

  9. 仙台~山形の高速バスの本数も、半端ない。

  10. 新幹線が開業で特急が廃止され

    更に安価な高速バスが増備

    北陸道新幹線が敦賀まで出來

    並行在来線は

    第三セクターになり

    本数が減らされ

    「しらさぎ」は多分廃止

    「サンダーバード」は本数減らされ

    結局関西から「金沢へ新幹線乗り換えは面倒くさい」

    金沢〜敦賀の新幹線の利用客はお役の薔薇色積み増し人数なんか絶対ない

  11. 福岡市~北九州市、福岡市~熊本市は、

    九州の三大都市です。「都市間を結ぶ高速バス」と、定義をすればよかったですね。

    記事の路線は、新幹線の開業によりJRの特急料金を含む運賃が高額になったことで、JR離れが進んで庶民は高速バスを利用するようになった、という点で共通の事情があります。それを言いたかった記事では?

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