東海道新幹線“延命”した研究施設 開業から半世紀、だが、まだまだ使える(写真10枚)

開業から半世紀以上が経過し、経年劣化が想定される東海道新幹線。その“延命”を実現させている研究施設があります。JR東海の小牧研究施設です。実際に東海道新幹線で長年使われた橋げたを運び込んでのテストも行われています。

東海道新幹線で使われていた橋げたを運び込み…

 架線を下から押して「びょん びょん びょん……」。構造物を上から押して「びょん びょん びょん……」。2002(平成14)年に開設された、JR東海・小牧研究施設(愛知県小牧市)の風景です。

 実際の部品や工法を使って造られた線路設備へ、こうして持続的に、実際の列車運行を想定した負荷をかけ、耐久性をテスト。安全・安定輸送につなげているそうです。

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小牧研究施設の試験装置。中央の棒状の部分で下に置いた物に圧力をかけ、耐久性のテストなどができる(2018年4月、恵 知仁撮影)。

 この小牧研究施設は、1964(昭和39)年の開業から半世紀以上が経過している東海道新幹線の“延命”も実現しています。

 東海道新幹線で長年使われてきた橋げたを、この小牧研究施設へ運び込み、テストを実施。まだまだ使えることが確認されたほか、それをより長く使うために必要なメンテナンス方法を確認したそうです。

 ちなみに小牧研究施設では、列車が地震で脱線した際の被害を抑える研究も実施。本物の線路へ試験車両を走らせ、脱線させてみるといった試験が行われています。

【了】

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