テントで仕事! 体験者「誰かの家に来たみたい」 東急などが渋谷でサービス開始(写真17枚)

東急電鉄とスノーピークビジネスソリューションズが、複合施設「渋谷キャスト」で、キャンプ用のテントを「オフィス」として提供する取り組みを、法人向けに開始します。体験者によると、テント内でのブレインストーミングは、ポンポンと意見を交わしやすいといいます。

キャンプ用のテントが「オフィス」に

 東急電鉄とスノーピークビジネスソリューションズ(SPBS)は2018年6月、複合施設「渋谷キャスト」で、「CAMPING OFFICE(キャンピングオフィス)」サービスを法人向けに始めます。

 同サービスは、渋谷キャストのビル下広場に、キャンプ用テントによる「アウドドアオフィス」を設置するもの。恒常的にアウトドアオフィス環境を提供するのは、これが国内初といいます。

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「渋谷キャスト」の広場に設けられた「キャンピングオフィス」(2018年5月16日、高橋亜矢子撮影)。

 アウトドアを取り入れた働き方を提案してきたSPBSの担当者は「都会でも、野外で気持ち良く会議したり、仕事をしたりするなかで、人間らしい働き方を育んでいけたら」と話します。

 また、東急電鉄の担当者は「気軽に活用できるワークスペースを提供することで、渋谷を新しいアイデアやビジネスの生まれる街にしていきたいと考えています。新しい働き方を推進し、魅力的な職場づくり、魅力的なまちづくりにつなげていけたら」と話します。

「キャンピングオフィス」は、6月から渋谷キャスト入居者などへのトライアル提供を開始し、8月から一般募集を開始するとのこと。料金や申し込み方法などの詳細については、8月をめどに渋谷キャストのウェブサイトで発表される予定です。

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