阪急宝塚線、7月にダイヤ改正 通勤特急1本増発、平日夕方の運行パターン変更
阪急電鉄が、宝塚線のダイヤ改正を実施へ。特急「日生エクスプレス」や通勤急行の平日朝の運行時間帯繰り上げや、平日夕方の運行パターン変更、梅田駅発車ホームの整理などが行われます。
平日夕方、梅田駅発車ホームを整理
阪急電鉄は2018年5月22日(火)、宝塚線のダイヤ改正を7月7日(土)に実施すると発表しました。
平日朝時間帯は、能勢電鉄日生中央発・梅田行き特急「日生エクスプレス」の運行時間帯を約10分繰り上げ。梅田着は現行7時21分~9時00分ですが、改正後は7時12分~8時52分になります。
通勤特急は運行時間帯を約25分繰り上げるとともに、1本増発し計6本に。また、石橋で箕面線の上り普通列車と特急「日生エクスプレス」、通勤特急を接続させ、箕面から梅田までの所要時間を短縮します(最速所要時間26分)。川西能勢口始発の列車はすべて2号線からの発車に統一。宝塚発列車は急行と準急を交互に運行し、すべて梅田まで先着とします。
平日の昼時間帯は現行どおり。夕時間帯は、現行20分サイクルのダイヤで、3本の普通列車を2本に減らし、代わりに雲雀丘花屋敷行き急行1本を設定。梅田駅の発車ホームは、4号線が特急「日生エクスプレス」と雲雀丘花屋敷行き急行、5号線が宝塚行き急行、6号線が普通列車にそれぞれ整理されます。
土休日は夜間の12分間隔での運転開始を、21時台から19時台に繰り上げ。これにより、該当する時間帯の運転本数は減りますが、宝塚での今津線との接続は改善されます。
【了】
特急、急行、準急は用意してくれるか
宝塚線は3年前にも改正を実施しているが、一方で京都線は2013年の西山天王山駅開業以来改正されていない。その後インバウンド効果もあるなど利用状況も大きく変わってきた。そろそろ京都線も改正が実施されるのではないか?