「時差Bizライナー」田園都市線で今年も運行 東横線も早朝に臨時特急 東急
東急電鉄が平日朝6時台に、田園都市線で「時差Bizライナー」を、東横線で「時差Biz特急」を期間限定で運転。朝ラッシュ時間帯の混雑緩和を図ります。
平日朝6時台に2路線で運転
東急電鉄は2018年6月21日(木)、朝ラッシュ時間帯の混雑緩和を目的に、田園都市線で「時差Bizライナー」を、東横線で「時差Biz特急」を期間限定で運転すると発表しました。
オフピーク通勤を促す東京都の取り組み「時差Biz」と連動。混雑緩和に加え、朝型勤務の習慣化を通じた生産性向上や、朝活・ゆう活の推進を目的に実施されます。
2017年度に臨時運転された田園都市線の「時差Bizライナー」は、東急電鉄によると1日あたり約1500人が利用し、渋谷駅到着(6時43分)時点で乗車率100%と、混雑率の低さや所要時間の短さについて好評だったといいます。
2018年度は田園都市線と東横線の2路線で、7月9日(月)から20日(金)までのうち平日9日間で臨時列車が運転される予定です。概要は次のとおり。
●田園都市線「時差Bizライナー」
・主要駅時刻
中央林間6時01分発→長津田6時09分発→渋谷6時43分着→押上7時15分着
・途中停車駅
長津田、あざみ野、溝の口、渋谷~押上間の各駅(東京メトロ半蔵門線内は各駅停車)
・渋谷8時台着の準急と比べ、長津田~渋谷間で8分短縮
●東横線「時差Biz特急」
・主要駅時刻
元町・中華街6時14分発→横浜6時23分発→武蔵小杉6時38分発→渋谷6時52分着→和光市7時24分着
・途中停車駅
元町・中華街、みなとみらい、横浜、菊名、武蔵小杉、自由が丘、中目黒、渋谷、新宿三丁目、池袋、小竹向原~和光市間の各駅(横浜高速鉄道みなとみらい線・東急東横線内は特急、東京メトロ副都心線内は通勤急行)
・渋谷7時台着の急行と比べ、横浜~渋谷間で6分短縮
また、臨時列車の運行と並行し、7月9日(月)から9月30日(日)までの平日、オフピーク通勤をした人に、スマートフォン向けアプリ「東急線アプリ」でポイントを付与。たまったポイントは、映画のペア鑑賞券が当たる抽選への応募資格や、東急グループ店舗での各種割引クーポンなどと交換できる取り組みも展開します。
【了】
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