東急大井町線の新型「6020系」完成 田園都市線「2020系」との違いは?(写真31枚)

東急電鉄が、田園都市線に導入する2020系に続いて大井町線の新型車両「6020系」も完成させました。外観も車内も「そっくり」ですが、完全に同じというわけではありません。何が違うのでしょうか。

帯の色を路線の「ラインカラー」に

東急電鉄 長津田検車区で公開された6020系(54秒)。

 東急電鉄の田園都市線と大井町線に、まもなく新型車両が導入されます。

 東急は2018年2月24日(土)、車両基地の長津田検車区(横浜市緑区)で2020系電車と6020系電車を各1編成並べ、報道陣に公開しました。このうち6020系は、今回初めての公開です。

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6020系(左)と2020系(右)は帯の色が異なる(2018年2月24日、草町義和撮影)。

 先に完成した2020系は、田園都市線に導入される新型車両。同線に新型車両が導入されるのは16年ぶりです。車内には背もたれの高い座席を設け、すべての車両に車椅子・ベビーカー用のフリースペースを設置。空気清浄機(ナノイー)や防犯カメラも搭載しました。

 走行用の装置には、音が少ない低騒音型のモーターを採用。機器の状態を常に監視して故障の未然に防止する「大容量情報管理装置」も導入しました。東急はこれにより運行の安定化を図るといいます。

 これに対して6020系は、大井町線の急行に導入される新型車両です。その仕様は2020系と共通で、外観は2020系とそっくり。車内も一見すると大きな違いは見られません。ただし、運転される路線に応じ、みっつの違いが見られます。

 ひとつ目は車体に入れられた帯。「ラインカラー」にあわせて色を変えています。ラインカラーとは、複数ある鉄道路線を分かりやすく案内するため、路線ごとに定められた色のこと。2020系は田園都市線のラインカラーである緑色の帯が入れられましたが、6020系の帯は大井町線のラインカラーにあわせ、オレンジ色が使われています。

 見た目はそっくりでも、帯の色を変えたことで、どちらの路線を走るのかが一目瞭然になりました。

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コメント

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8件のコメント

  1. しょぼい記事だな…

    • そりゃあ金もらって書いてる提灯記事ですもの。
      どう見たって「貧坊ちゃま電車」ですからね。

    • いやあ、銀千も大概じゃね?

    • その通り、銀様とか呼ぶのキモ過ぎ。さっさと塗装してしまえ、と。

    • いや、だから車輌自体がショボいよ。
      塗装なんかの問題じゃない。

  2. 誤乗が絶対増えると思う。見方によってはこんな細い帯じゃ一見識別不可能だし。マニアじゃなけりゃ注意してみないでしょう。ましてや沿線住民でない限り余計わからないと思う。
    しかしホームドア前提の貧坊ちゃまスタイルな側面が増えてるな…

  3. どうしてこう鉄道記事はキモいコメントばっかなんだろうな
    まぁ鉄ヲタだからだろうが

  4. ショボいとか意味がわかんない。お前らどういうこと???