エアバス、A220-300を披露 Cシリーズから名称変更

エアバスはCシリーズをA220に改名したと発表。新機種名とカラー塗装の施された機体をトゥールーズのデリバリーセンターにて披露しました。

CS100はA220-100に、CS300はA220-300に改名

 エアバスは2018年7月10日(火)、Cシリーズの名称変更を発表すると同時に、新機種名とカラー塗装の施された同機(A220-300)をトゥールーズにあるデリバリーセンターにて披露しました。

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Cシリーズから名前を改めたA220-300型機(写真:エアバス)。

 Cシリーズは、CS100がA220-100に、CS300がA220-300に改名。同型機はボンバルディアが開発した小型ジェット旅客機ですが、調達や販売、マーケティングなどを行うCSALP(C Series Aircraft Limited Partnership)の株式をエアバスが過半数取得することが2018年6月に発表されました。披露された機体には「AIRBUS」の文字が描かれています。

 エアバスのギヨム・フォーリ民間航空機部門社長は次のように述べています。

「A220をエアバスファミリーとして迎え、エアバス機塗装を纏った姿を目にすることができ大変嬉しく思います。この素晴らしい航空機を世界に送り出すため長年尽力したボンバルディアおよび関係したすべての人々に敬意を表します」

 A220ファミリーは100席から150席市場向けに最適化された航空機です。同社はエアバスのベストセラー機であるA320neoファミリーを補完するものと位置付け、今後、A220の売り込みに力を入れて取り組んでいくとしています。

【了】

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1件のコメント

  1. ボンバルディアの危機感? それともエアバスの危機感? エンブラエルはどうする?