JAL国内線独自のグレード「クラスJ」とは 普通席にプラス1000円で何が変わるのか
JAL国内線には「クラスJ」と呼ばれる独自のグレードが設定されています。ファーストクラスでは優先搭乗ができたり、機内食が提供されたりといったサービスが受けられますが、普通席に1000円プラスというクラスJとは、どのようなサービス内容なのでしょうか。
搭乗率も高い「クラスJ」、設定の狙いは
クラスJについて、さらに詳しくJALに話を聞きました。
――クラスJはどのような路線で設定されているのでしょうか?
国内線を運航するJAL(日本航空)およびJTA(日本トランスオーシャン航空)の全路線でクラスJを設定しています。また、J-AIR(ジェイエア)でもエンブラエル190の導入にともない、一部の路線でクラスJサービスを開始しており、随時対象路線を拡大しているところです。現在、コードシェア路線を除いたJALグループの国内線全体では、約90%の路線でクラスJを設定した機材を提供しています。
――搭乗率はいかがでしょうか?
ファーストクラス、クラスJ、普通席の3クラスで最も高くなっています。2004(平成16)年の導入以来、他社にはないJALならではのサービスとしてたいへんご好評をいただいており、特にビジネス目的でご搭乗のお客さまに多くご利用いただいています。
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一方で、JAL国内線のファーストクラスは、福岡、札幌、大阪、沖縄といった基幹的な路線のみで、かつ一部の便に設定しているとのこと。これは、幹線から地方路線まで多くの路線でプレミアムクラスを設定しているANAとは対称的といえるかもしれません。
「クラスJは、もっと気軽に、くつろぎの空間をより多くのお客様にお楽しみ頂くことをコンセプトとしており、(ファーストクラスと普通席の中間というよりも)普通席に近い形で提供しております」(JAL)
なお、JAL国内線のファーストクラスと普通席との差額は8000円です。
【了】
ビジネスじゃないけど良く使う。
何回も乗れば初めてのルートとか違うCAさんじゃない限り、名前と顔も覚えられてる。で、ドリンク出されるときに、「◯◯様、どれになさいますか?」て言われる。
こーゆーとこはファーストクラス並みじゃないかな?
他の人が名前呼ばれてないとちょっと恥ずかしいけどちょっと優越感。
私の場合、JAL Club EST会員だから、回数制限あるけど、ラウンジもJクラスも無料になったりもするし。
予約時に空きがあれば必ずクラスJを利用しています。
昔はクラスJに乗ると、JALロゴの入ったスリッパとくつすべりが入った袋が各席に用意されていたり、今より更にお得感がすごかった。このスリッパは何個も持ち帰って、結構しっかりしているので今も家で使っています。
初めて登場したのは、JALと統合前の旧JASでしたよね!JASが国内線で初めての3クラス制を導入して人気があった為、統合後のJALでも継続したのが正しい。
JALやANAがワイドボディ機を導入して空の大量輸送が始まっていた1980年代は、JASでは国内線普通席でワインが出たりしてました。便数は少なかったですが、その分空いててサービスが良くスケジュールが合えば好んで乗ってました。当時はマイレージ導入や運賃自由化もまだでしたね。
クラスJのもととなったレインボーシートがJASに登場したのはしばらく後の199x年代後半で、JALと統合する少し前だったと思います。微妙な価格設定ですが誘惑に負けてカウンターで千円出す事が多かったです(笑)