『今日の日はさようなら』が列車接近メロディーに 京王線の柴崎駅に導入

京王電鉄が、京王線・柴崎駅の列車接近メロディーを『今日の日はさようなら』に変更します。導入日は森山良子さんの楽曲リリース日と同じです。

1番線は曲の末尾部分、2番線は冒頭部分

 京王電鉄と調布市(東京都)は2018年8月8日(水)、京王線・柴崎駅の列車接近メロディーを25日(土)から『今日の日はさようなら』にすると発表しました。

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京王線を走る9000系電車。写真はイメージ(2014年5月、草町義和撮影)。

 同曲の作詞・作曲者である金子詔一さんは、警視庁少年課の職員だった大野重男さんとともに、ボランティアグループ「ハーモニィサークル」(現・公益財団法人ハーモニィセンター。理事長は大野さん)を立ち上げ、当時、大野さんの自宅があった柴崎や調布市立つつじヶ丘児童館などを中心に、子供会活動や若者らが集まる場づくり、作詞・作曲活動に取り組みました。1966(昭和41)年8月25日には歌手・森山良子さんの楽曲としてリリースされ、ヒットしました。

 京王電鉄によると今回の列車接近メロディーは、柴崎駅を利用する人により親しんでもらうため同駅周辺にゆかりのある曲を採用。さらに、導入日は森山さんの楽曲リリースと同じ8月25日にしたといいます。

 1番線(下り調布方面)は曲の末尾部分、2番線(上り新宿方面)は冒頭部分を使用。演奏は桐朋学園大学音楽学部の先生と生徒が担当します。メロディーは列車到着前の案内放送の前段に5秒程度放送されます。

【了】

※一部内容を修正しました(8月9日10時30分)。

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コメント

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3件のコメント

  1. 京王、ここ数年センスないね。だいぶ世の中の傾向から外れてる。良くも悪くも大規模なローカル私鉄。

  2. この曲を通勤ラッシュに流すのか。
    それはイヤだな・・・w

  3. おじさん、また1本取られましたわ
    通過列車でも列車が来ます?としか言わなかった頃から連敗続きで間も無く京王で立ち上がれません