船旅は個室が主流に 新フェリー「さんふらわあ きりしま」進化の内容は 大阪~志布志間に就航(写真98枚)

個室でなくてもプライベート空間を確保

 以降のグレードは個室ではありませんが、仕切りやカーテンなどでひとりずつの区間が分けられています。

「プライベートシングル」

・室数:2室
・総員:16人
・運賃:1万6800円

 個室ではない7人部屋と9人部屋ですが、ベッドがあり、出入口のカーテンにより個々のプライベート空間が保たれます。

「プライベートベッド」

・室数:11室
・総員:176人
・運賃:1万5800円

 上下2段のベッドが並びます。カーテンを引くことで各ベッド内のプライバシーは確保できます。

「プライベートベッド(グループ)」

・室数:4室
・総員:16人
・運賃:1万7800円

 2段ベッド2組を設置した個室タイプの部屋です。4人グループの使用に適しています。

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「プライベートシングル」。
「プライベートベッド」。
「ツーリスト」。

「ツーリスト」

・室数:4室
・総員:61人
・運賃:1万2800円

 一番手ごろな大部屋です。隣とはカーテンで仕切ることが可能。バリアフリーに対応した「ツーリスト(バリアフリー)」(2室、28人、1万2800円)もあります。

 ここまでは一般客室の紹介でしたが、トラックの運転手が利用できる個室「スタンダードシングル」もあります。この客室は、お盆など物流が減る時期には一般にも販売されます。また、トラック運転手専用の娯楽室と浴場も設置されています。

 このほか客室以外では、ベビールームやキッズルーム、ドッグラン、ゲームコーナー、給湯室、ランドリーなどもあります。

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トラック運転手用客室「スタンダードシングル」。
レストラン。
プロムナード。

 新造船「きりしま」は15日(土)の大阪発から運航を開始。これに代わり従来船の「きりしま」は引退を迎えることになりますが、「さつま」が整備で運休する10月2日(火)から31日(水)までの期間は、代替として「きりしま」の旧船が使われる予定です。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. さんふらわあぱーるの長期ドックからの復帰で旧さつまはやっと引退しましたが、今度は旧きりしまが引退できないとは
    で今度は同航路で旧きりしま、新きりしまですか
    なかなか霧が晴れませんね
    名門のフェリーおおさか2もぱーる同型の機関の、こちらはドック時の修繕ミスで減速航行をせざるえない状況でしたが臨時ドックで定刻航行に復帰できると聞いてますが今回の新さつまのトラブルは振動対策か何かでしょうかね?
    まあ新しく個室は増えたとは言えど三菱下関で建造された旧さつまを凌げない精度の甘さも最近のコストダウンの影響なんでしょうかね?
    北海道さんふらわあも初期トラブルに見舞われて営業処女後悔直後にトラブルが炙り出たりで
    まあ部屋は増えても個室単位では旧船のほうが同等級では明らかに広いし
    車業界と同じく旧を凌ぐ新が最近は影を潜めてしまってますね。
    まあ旧さつま きりしまも昔は東京、大洗、苫小牧に転配された事を思えば引退の時期なのですが
    阪九の新船はトラブル無く航行してますし、オレンジフェリーの新船も中々安定のある良い船だと思いますね