「縁結び空港」「砂丘コナン空港」「おいしい空港」… 空港の妙な愛称が次々に生まれる理由

「おいしい空港」の意味は「食」だけにあらず

 一見して「なぜ?」と思うような愛称、あるいは意味が伝わりづらいようなものもあります。

 鳥取県内の「鳥取砂丘コナン空港」(鳥取市)、「米子鬼太郎空港」(境港市)は、いずれもマンガのキャラクターの名前が愛称になった例です。両空港とも、原作者が鳥取県の出身であることから名付けられたのですが、鳥取空港の場合は「鳥取砂丘」もセットの愛称が付けられています。

 山形県には東根市に「おいしい山形空港」が、酒田市および鶴岡市にまたがって「おいしい庄内空港」があります。言葉はわかりやすいものの、突飛な印象を感じるかもしれません。これは、食だけでなく、祭りや温泉など、山形県の「おいしい(好ましい)」をアピールするために、2014年に2港同じタイミングで名付けられました。そのため、ロゴマークも名称と色が違うだけで、デザインはほぼおそろいです。

 富山県の「富山きときと空港」も、意味が通りづらい愛称かもしれません。「きときと」とは富山の方言で、新鮮、活きがいいなどの意味があり、富山の新鮮な海産物をアピールする意図があります。その一環として、富山空港では手荷物受取所のベルトコンベアに「寿司のオブジェ」を流しています。

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岡山空港は2018年3月に「岡山桃太郎空港」の愛称を決定。手荷物受取所のベルトコンベアに桃太郎が流れてくる(画像:岡山空港)。

 挙げたなかには、そのインパクトから、愛称の方がむしろ有名になった空港もいくつかあります。人目を引く空港の愛称は、その立地や地元の名物を広くアピールするだけでなく、降り立った人を旅にいざなうような仕組みを持ったものもあるのです。

【了】

※記事制作協力:風来堂、加藤桐子

※一部修正しました(10月20日16時37分)

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コメント

6件のコメント

  1. 「おいしい庄名空港」ってどこ?
    「おいしい庄内空港」の間違いだとおもいます。

  2. おいしい庄名空港ではなく、正しくは、おいしい庄内空港 ではないか?

  3. 関空の空港コード「KIX(キックス)」は関空自らが愛称化してることもあって、日本の空港コードの中では1番知られてるだろうなぁと。

  4. ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。

  5. 無粋と言われそうだが、検索の障害になるから変なニックネームはやめてほしい。
    昨今は検索の精度も上がってきてるが。

  6. いっそのこと、もっとはっちゃけりゃ良いんだよな。

    関空も“いてまえ空港”“大阪いてこましたろか空港”“よしもと新喜劇空港”とかね。
    神戸は“三宮モロゾフざます空港”あたり?
    伊丹は“GJ!!伊丹十三エアポート”。

    まあ畿内の人達なら笑って済ませてくれることだろうて(≧∇≦)