「めでたいでんしゃ」が結婚! 歌や祝詞、鏡開きなどで2編成の門出を祝福へ 南海
南海加太線を走る観光列車「めでたいでんしゃ」の「さち」と「かい」が結婚し、夫婦になるといいます。これに伴い、結婚イベントが開催されます。
ピンク色「さち」と水色「かい」が夫婦に 祝詞奏上も
南海電鉄は2018年10月26日(金)、観光列車「めでたいでんしゃ」の2編成「さち」と「かい」が“結婚する”と発表しました。
同社は2014年11月から、加太線沿線の魅力を発信する「加太さかな線プロジェクト」を進めています。この一環として、7100系電車をリニューアルし、「加太の鯛(たい)」と「淡嶋神社の縁結び」をイメージしたピンク色の「めでたいでんしゃ さち」を2016年4月から運行。さらに、加太の海をイメージし、車内外に海の生き物や仕掛けを施した水色の「めでたいでんしゃ かい」を2017年10月から運行しています。
南海電鉄によると今回、この「さち」(女の子)と「かい」(男の子)が結婚し、夫婦になるとのこと。結婚という形で結び付きを強めることで、これまで以上に利用者から愛される電車を目指すといいます。
これに伴い、2編成の結婚イベント「めでたいウエディング」を、11月23日(金・祝)に加太駅構内(和歌山市)で開催。当日は、加太駅2番線に留置している「かい」のもとに「さち」が嫁ぐ(1番線に入線する)形でイベントが進みます。
地元の小学生からお祝いの歌と絵が贈られるとともに、加太春日神社の宮司による祝詞奏上や、並んだ2編成の前でくす玉割り、鏡開きなどを予定。そして“嫁入り列車”「さち」が加太駅を出発します。「さち」は特別ヘッドマークを掲出します。
会場では結婚式とともに、キャンドルやしおりを作るワークショップ、福引なども行われる予定です。結婚イベント「めでたいウエディング」は10時50分から14時まで開催されます。南海電鉄は「ぜひ、2列車の晴れの舞台にお立ち合いください」としています。
【了】
コメント