参宮橋駅、「杜」の玄関口に 駅舎建て替え、ホームに木材 改良工事に着手 小田急

小田急電鉄が参宮橋駅を改良へ。駅舎を2階建てに建て替えるほか、ホームに木材を使用します。

跨線橋、トイレなども改修

 小田急電鉄は2018年10月30日(火)、参宮橋駅(東京都渋谷区)の、駅舎建て替えを含めた改良工事に着手すると発表しました。

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上家や壁面などに木材を使用したホームのイメージ(画像:小田急電鉄)。

 同駅は明治神宮に近く、本殿まで徒歩約9分の場所に位置しています。小田急電鉄によると、今回の改良工事は「木と緑に溶け込む『杜』の玄関口」をコンセプトに、木の温かみが感じられ、地域や利用者から愛され親しまれる駅を目指すといいます。

 駅舎は延床面積110平方メートル(約33坪)で、現在(1970年使用開始)の平屋建てから、鉄骨造地上2階建てに建て替えます。2階部分は駅務室として使います。

 ホームは、現在のスレート屋根から、折板屋根に変更。さらに上家や壁面などに木材を使います。跨線橋は外壁や階段床石を改修。改札外の空間は拡大し、滞留スペースを設けます。トイレは女性用を洋式化し、手洗い箇所を増設します。

 改良工事は11月に着手し、2020年9月に完了する予定です。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. 初台駅との利便性の確保もして欲しいな。
    京王は小田急、中央線、南武線で挟み撃ちになっている。

    • 的外れな論理。
      初台から小田急線方面に向かう場合は代々木八幡にむかうのが普通。