JR新小岩駅にホームドア登場! 事故防ぎ通勤通学、成田アクセス、より安全・安定的に

総武快速線の新小岩駅にホームドアが導入されました。事故防止に様々な対策が行われてきた同駅ですが、これによって、通勤通学や成田空港アクセスがより安全で安定したものになりそうです。

速度を落としていた新小岩駅

「青い屋根」など、様々な安全対策が施されている新小岩駅(31秒)。

 空港アクセス特急「成田エクスプレス」も通過する総武本線(総武快速線)の新小岩駅(東京都葛飾区)で2018年12月8日(土)、ホームドアの使用が開始されました。

 JR東日本 千葉支社によると、2013年度から2017年度までの5年間で、新小岩駅では34件の人身事故が発生。そうしたなか同駅ではこれまで、ホームの屋根から日の光が青く差し込むようにする(屋根の一部を光が透過する青色の素材に変更。青色の光は心を落ち着かせるという)、柱に鏡を設置する、警備員を増やす、通過列車の速度を落とす、といった安全対策が行われてきました。

 新小岩駅長の鹿島良行さんが「事故防止に有効」と話す今回のホームドア導入。今後、通勤通学輸送や成田空港連絡輸送などが、より安全で安定したものになることが期待されます。

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総武快速線の新小岩駅に導入されたホームドア(2018年12月8日、恵 知仁撮影)。

 JR東日本 千葉支社管内におけるホームドア導入は、この新小岩駅が初めて。乗降人員が年間およそ15万人と多いこと(葛飾区で最多。1日10万人以上が利用する駅について、国は2020年度までに原則としてホームドアを設置するとしている)、総武快速線の新小岩駅に停車する列車はドアの数や位置が全て同じであること、駅自由通路の工事と合わせて進行できたことが、「初」になった背景といいます。

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屋根の一部が、光を透過する青い素材に。
いくつもの鏡が柱に設置されている。
運転士が停止位置の確認に使用する表示(黄色い板状)。

 なおホームドアの開口部は、山手線より800mm広い2800mm。総武快速線の車両には所定位置への正確な停止を支援する装置がないため、開口部を広げることで停止位置のズレを吸収できるようにしたそうです。

【了】

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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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