国内初、エレベーター付きリムジンバス登場 T-CAT~羽田空港間で運行開始

エレベーター付きリムジンバスが営業運行を開始します。車内のエレベーターを使い、車いすのままスムーズな乗降が可能です。

12月21日運行スタート

 東京空港交通は2018年12月17日(月)、東京シティ・エアターミナル(T-CAT)~羽田空港国際線ターミナル間で、国内初の「エレベーター付きリムジンバス」を21日(金)から運行すると発表しました。

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国内で初めて営業運行を始めるというエレベーター付きリムジンバス(画像:東京空港交通)。

 ノンステップバスと同様、スロープ板をわたして車いすのまま乗り込み、車内のエレベーターで客室まで上がります。これにより雨風の影響を軽減するとともに、従来よりも簡易で確実な車いす固定装置の採用によりスムーズな乗降を実現したといいます。対象のバス便は次のとおり。

●T-CAT(1階5番のりば)発
8時45分、10時45分、13時45分、15時45分

●羽田空港国際線ターミナル(0番のりば)発
9時35分、11時35分、14時35分、17時35分
※車いすでない場合は、各便とも5分後に3番のりばから発車

 各便とも車いすは1人まで乗車が可能です。また、予約が優先されます。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. 一見画期的に思える改造も単にハイデッカーであるがゆえの改造だろうに
    街中路線は税制目的で床が低くなるだけ成り下がって車内凹凸は激しいし
    結局はリムジンと言った立派な名前が重くのし掛かってるだけの話で素直に深夜バスで配車されるような2ステップの1ドアを改造するほうが事前審査の経過やコストからしても近道なんじゃないですかね?
    モノコック構造の車にドア1つ付け足せば車枠で強度が落ちるから型式に改を示したり、単にフレームの上に載せたボディーなら同じ行程でも車体架装だから改造じゃないとか審査規準が周回遅れで話にならないし
    このエレベーター付バスだって荷室を犠牲にしてるか分からないけど前後軸で互いがサブフレームで独立してるだけの中間の強度の疑わしい車種に万が一の事態では大丈夫なんでしょうかね
    物流に厳しく旅客事業に甘い陸運局のことだから御意見箱程度に審査をスルーしてるんでしょうがね?

  2. これはすごく便利だと思います。
    空港内運用もしてほしいくらいです。
    海外で手術をした帰国時に、出入国のどちらの航空会社も空港スタッフも手厚くエレベータ付きトラックで送迎対応してくださいました。スターアライアンスグループの飛行機にJALのトラックがドッキング…会社を超えての連携プレーには感動しました。

    しかし専用車を手配するのはなかなか大変だと思います。
    帰国時には特に点滴などを必要としておらず、車いす程度で十分だったので客側としてもエレベータ付きリムジンバスで一般客と同じバス移動で全然問題ないと思います。

  3. こっちはスロープで乗り込んでエレベータで客室へ、車椅子対応で先行している京成バスはリフトを使ってダブルデッカーの1階へ…
    どっちもどっちだなぁ