ANA、フィリピン航空と業務・資本提携 協業体制を強化へ 需要創出効果も期待

ANAホールディングスが、フィリピン航空の親会社PALホールディングスの株式を取得。フィリピンは航空需要の大きな伸びが期待されており、「国際線」を成長の柱とするANAは、フィリピン航空との中長期的なパートナー関係を強化します。

2014年からコードシェアなど実施

 ANAホールディングスが、PALホールディングスの発行済み株式総数のうち9.5%を、約105億円で取得。2019年2月8日(金)、東京都港区のANAインターコンチネンタルホテルで、業務・資本提携の調印式を行いました。

 PALホールディングスは、フィリピン最大の航空会社で、フラッグキャリア(国を代表する航空会社)であるフィリピン航空(PAL)の親会社。ANA(全日空)とフィリピン航空は、2014年からコードシェア(共同運航)の実施やマイレージの提携、空港業務の相互受委託などを行っていました。ANAホールディングスは今回の出資により、フィリピン航空との中長期的な戦略的パートナー関係をさらに強化していくといいます。

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業務・資本提携を行った、ANAホールディングスとPALホールディングス(2019年2月8日、恵 知仁撮影)。

 ANAグループは、2018-2022年度中期経営戦略にもとづき、「国際線」を成長の柱として路線ネットワークの拡充を進めています。そうしたなかフィリピンは、アジアでもとりわけ高い経済成長率を維持しており(6.8%:2016年)、今後の航空需要の大きな伸びが期待されているそうです。

「日本~フィリピン間の旅客需要は毎年10%を超える成長率があり、訪日旅客も大変多いポテンシャルの高いマーケットです。提携による需要創出効果にも期待しています」(全日本空輸 平子裕志代表取締役社長)

 今回の業務・資本提携により、ANAホールディングスは取締役を派遣。コードシェアや空港業務相互受委託の拡大を中心とした協業体制の強化で、より一層、強固な関係を構築していくとのこと。そしてこの提携の深化により、利便性、サービスを向上させ、旺盛な日本~フィリピン間の航空需要を積極的に取り込み、両国間の経済・文化・人的交流の促進と、訪日需要のさらなる拡大に貢献していくとしています。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. フィリピン航空はLCCを除いてANA、JALより安く乗ることができるのが良いところだが
    ANAと関係が深まるよ、チケットが高くなるのではないかと考えてしまう