国産ジェット旅客機「スペースジェット」の支援拠点 モントリオールに設置

三菱航空機がカナダのモントリオールに「スペースジェット・モントリオール・センター」を設置。設置初年度は型式証明や運航開始などの支援を行う計画で、100人以上を雇用するといいます。

型式証明と運航開始に特化

 三菱航空機は2019年9月19日(木・現地時間)、ケベック州(カナダ)のモントリオール地域に「スペースジェット・モントリオール・センター」を設置すると発表しました。

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「MRJ」と呼ばれていた時代のスペースジェット(画像:photolibrary)。

「スペースジェット・モントリオール・センター」は、同社が手掛ける国産ジェット旅客機「スペースジェット」の開発を支援する拠点として設置。初年度は100人以上を雇用し、スペースジェットの型式証明と運航開始に特化する計画です。

 三菱航空機は2019年に入り三菱スペースジェットファミリーを設立。ワシントン(アメリカ)のレントンに本社を設置しています。

 スペースジェットシリーズは、2019年6月にMRJ(三菱・リージョナル・ジェット)から名称を変更。2020年半ばの初号機の納入を目指します。日本ではANA(全日空)が同機を納入を計画しています。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 着実にきていますね!国産飛行機、三菱重工さん!がんばれ!