JAL東京~シドニー線が50周年 豪観光ブームの追い風、不景気の向かい風を乗り越えて

JALのシドニー線が50周年を迎えましたが、必ずしも順風満帆ではありませんでした。最大の危機は日本の不景気。路線撤退が続くなか、オーストラリア路線唯一の生き残りがシドニー線でした。ただ現在はビジネス利用も増えているそうです。

一度は路線縮小したオーストラリア線 JALの強みとは?

 しかしその後、日本の景気低迷の影響を受け、日本~オーストラリア間の航空需要が激減。JALのオーストラリア線も、成田~シドニー線のみになったことがあります。

 現在では景気も回復し、過去最高水準の年間100万人という行き来がある日本とオーストラリア。JALの成田~シドニー線は観光客が多めながら、近年ではビジネス需要も増えているといいます。

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JALの豊島滝三専務取締役(2019年9月30日、乗りものニュース編集部撮影)。

 JALがシドニー線に導入しているボーイング787型機のエコノミークラスは、横8列(2-4-2列)の座席配置です。同型機のエコノミークラスは横9列が標準的なところ、1列少ないぶん、1席あたりの横幅をまた、前後間隔も各5㎝程度、拡大しているといいます。日本人より体が大きいオーストラリアの利用者からも評判がよいそうです。

 なお、9月30日(月)にシドニーのオペラハウスで開催された記念パーティーには、日本とオーストラリアの官公庁、経済界から来賓およそ250名が参加。CA(客室乗務員)の歴代制服がファッションショー形式で紹介されたほか、和太鼓の演奏も行われました。

羽田空港のオーストラリア発着枠を獲得

 CA制服のファッションショーは翌日、10月1日(火)のシドニー発成田行きJL772便出発前の搭乗ゲートセレモニーでも行われました。また、同便の搭乗者には、記念品がプレゼントされています。

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ゲートセレモニーでの制服ショーの様子(2019年10月1日、乗りものニュース編集部撮影)。

「JALは2020年3月からの、羽田空港におけるオーストラリア発着枠を獲得しました。具体的な内容については、まだ検討の段階ですが、シドニーは最有力候補です。日本国内線への乗り継ぎも便利になると思うので、期待していてください」(JAL 豊島滝三専務)。

 この日のフライトは成田行きJL772便(195席)には、187人が搭乗しています。

【了】

JALの豊島滝三専務取締役(2019年9月30日、乗りものニュース編集部撮影)。

【写真】JALシドニー線の武器 エコノミークラスの「スカイワイダ―」!

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