日本唯一の「偵察ファントム」、最後の「百里基地航空祭」へ 特別塗装機も公開

任務の増加に合わせて誕生したRF-4EJと青色迷彩

 この「レコンファントム」、最初に日本が導入したのはアメリカ製のRF-4Eでした。14機が輸入され、やがて墜落や任務増加などで機数が足りなくなり、余剰のF-4EJを転用したRF-4EJが15機作られます。

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百里基地航空祭で展示飛行を行う2機のRF-4E。迷彩が異なる(2018年12月、柘植優介撮影)。

 最初から偵察機として製造されたRF-4Eは、各種カメラや偵察装置を機内に収めるため、燃料タンクを機体下部と左右両翼下に最大3本吊り下げられます。一方、戦闘機転用のRF-4EJは、各種カメラや電子装置を「ポッド」と呼ばれる細長い筒状の容器に入れ、これを機体に吊り下げて任務に就きます。その際、燃料タンクは左右の翼下のみとなり、当然ながらRF-4Eよりも飛行距離や飛行時間は短くなります。

 こうした差異のため、両者は任務に応じて使い分けされています。迷彩塗装も、かつては陸地の上を飛ぶことを想定して緑色主体の迷彩のみが施されていましたが、領海警備や離島防衛などでの洋上飛行も想定し、近年、RF-4Eには青色主体の迷彩塗装が登場しました。ちなみに、緑色主体の迷彩もRF-4EとRF-4EJでは配色に違いがあるため、見比べが可能です。

【写真】「百里基地航空祭」で見られるスペシャルマーキング(特別塗装)

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コメント

2件のコメント

  1. 誤:機種
    正:機首

    • panorama7K様
      平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。乗りものニュース編集部です。
      このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。修正いたしました。
      これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。