JACの「サーブ 340B」 27年の歴史にフィナーレ 2019年12月中に退役へ JALグループ
JALグループで鹿児島空港を拠点とする地域航空会社JACのターボプロップ機「サーブ340B」が27年の歴史にフィナーレを迎えます。後継機種のATR-42型機が納入のタイミングでラストフライトの見込みです。
チャーターツアー後、後継機の納入のタイミングで
JAL(日本航空)グループで、鹿児島空港を拠点とする地域航空会社JAC(日本エアコミューター)が2019年11月22日(金)、スウェーデン製ターボプロップ機「SAAB(サーブ)340B」型機を、12月をめどに退役させると発表しました。
JACのサーブ 340B型機は、1992(平成4)年10月にデビュー。現在のJALグループ保有機材では、最も小さな飛行機といい、席数も最少の36席。鋭角のノーズと、ピンと跳ね上がった尾翼が特徴といいます。西日本や離島路線を中心に、27年間フライトしました。
12月中には、後継機種のATR-42型機が納入される予定で、この導入のタイミングで退役となる見込みです。ラストフライトは追って発表するとしています。
またJACは、JALグループの「ジャルパック」と共同で、11月30日(土)、12月1日(日)にかけ、鹿児島空港~徳之島空港のチャーターフライトなどを行う「JAC SAAB340B 退役チャーターツアー」を開催予定です。
【了】
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