JACのサーブ340B 12月20日にラストフライト! 27年の歴史に幕 JALグループ最小機

JALグループのJACが保有するターボプロップ機「サーブ(SAAB)340B」型機が、ラストフライトを迎えます。27年前に導入されて以来、地方路線で活躍、JALグループでは最小の機体です。

12月20日のJAC3784便で退役

 鹿児島空港を拠点とするJAL(日本航空)グループのコミューター会社JAC(日本エアコミューター)が2019年12月13日(金)、同社保有のターボプロップ機「サーブ(SAAB)340B」型機の退役日を明らかにしました。

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JACのサーブ340B(2019年11月、乗りものニュース編集部撮影)。

 12月20日(金)をもって定期便運航を終了すると発表しており、ラストフライトは喜界島発、鹿児島行きのJAC3784便となる予定です。

 JACでサーブ340B型機が導入されたのは1992(平成4)年です。導入以来、地方路線をメインに27年間運航されました。36席で、全長は19,73m。JALグループのなかでは最も小さい機体です。なおJALグループでは、北海道を拠点とするHAC(北海道エアシステム)でも同型機を運航しています。

 JACではサーブ340B型機を12月中をめどに、後継機であるATR-42型機の9号機が導入され次第退役させる方針をすでに明らかにしていました。

【了】

【画像】27年の歴史に幕 JACのサーブ340Bの機内

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