離着陸の飛行機 間近で鑑賞できる伊丹空港おすすめスポット「千里川土手」など3か所へ

千里川土手も行く 稀な運用「逆ラン」発生率も聞く

 伊丹スカイパークより徐々に南東側に向かいます。

スカイランドHARADA

 スカイランドHARADAは、下水処理場の屋上にある総合運動公園です。伊丹スカイパークの南エントランスから歩いて行けます。入場無料で、9時から17時まで開園しています(木曜、年末年始などは閉園)。

 同公園では、B滑走路にタイヤが煙をあげて着地する飛行機を真横から見ることが可能です。また、離陸するため滑走路に進入する飛行機も間近に現れます。また公園は高台にある一方で、駐車場は滑走路とほぼ同じ高さに位置しているので、高さを変えて撮影や鑑賞ができます。

千里川土手

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千里川土手から。ANAのボーイング777「C3POジェット」が着陸(2019年12月、乗りものニュース編集部撮影)。

 伊丹空港の撮影スポットとして最もよく知られているのが、通称「千里川土手」でしょう。B滑走路南東側エンドに隣接しており、B滑走路に着陸する飛行機が真上を通過します。

 千里川土手の強みは、何よりその近さです。望遠レンズを使わずとも画面いっぱいに飛行機が写ります。その飛行機の大きさはほかのスポットより数段上で、迫力という面ではナンバーワンとして広く知られているのも納得です。ただし、近くに売店やコンビニ、トイレなどもないので、事前にそういった準備をしたうえで向かう必要があります。

※ ※ ※

 なお伊丹空港の2本の滑走路は、ともに90%以上が南東(千里川土手の方)から北西への一方向で使われます。離陸も着陸も同じ方向です。

 ただしごくまれに、その反対である北西から南東への離着陸が行われます。通称「逆ラン」といわれるもので、伊丹空港を運営する関西エアポートに聞いたところ、2018年の「逆ラン」発生率は2%程度だそうです。

【了】

同時離着陸も! 地図と写真で伊丹空港撮影スポットをチェック

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