特急の運転士はベテランなのか? 普通列車と特急 運転が難しいのはどっち?
普通列車は停車駅が多く、特急列車は通過駅が多いですが、運転にあたり、どのような違いがあるのでしょうか。また、特急列車はベテラン運転士が乗務するのでしょうか。たとえば引退列車などは、ベテランが運転することが多くあります。
種別・車両によって決められた制限速度の違い
数多く走る列車のなかで、ファンから注目を集める特急列車。JRでは「サンライズ瀬戸・出雲」「サンダーバード」「ソニック」、私鉄だと小田急電鉄の「ロマンスカー」、南海電鉄の「ラピート」など、特に有料特急は花形で、その事業者の顔ともいえるでしょう。
かたや普通列車といえば「遅い」「古い」と、特急などの優等列車に比べると少し地味な印象は否めませんが、縁の下の力持ちとして日々の旅客輸送を支えています。どちらも列車という点は同じですが、では、列車によって運転方法に違いはあるのでしょうか。
特急と普通の運転方法の違いはいくつか切り口がありますが、分かりやすいのは制限速度です。まず路線ごとに最高速度が決まっており、さらにカーブや勾配、分岐器の状態など様々な条件により、区間ごとで制限速度が細かく決められています。
それに加えて列車種別ごとにも最高速度が設定されています。特急列車がその区間の最高速度で運転されることは想像がつきますが、普通列車は同じ区間でも、特急と比べて制限速度が低く設定されている場合が多いのです。実際、駅を発車して最高速度まで達するにはある程度の時間がかかるわけですから、次の駅に停車する普通列車はそこまで速度を出す必要もありません。
また、車両によって設計最高速度が異なる場合があります。特急は読んで字のごとく、速達性が重視されていることが基本なわけですから、おのずと車両の設計最高速度も高くなります。
時間があったらいくらだって「経済運転」ができるんじゃないんですか?
電車の速度が遅すぎるとそれはそれで消費電力が増えて経済性は悪化するし、駅間の時間が伸びて客が減っても経済性が悪化する。
所要時間≒乗務員の拘束時間でもあるから所要時間が増やしつつ、本数維持をしようとすると車両も人員も必要になるから人件費や車両関連のコストはむしろ悪化する。
逆にそれらのコスト増加を避けるために本数を減らすと利便性が下がるのでこんどは利用者が離れる可能性がある。
よくこれで独り立ちしたな?てな酷いのもいるしな。
ベテランだろうが五感の麻痺してる運転士は濾しきれないからな。
偉そうに抜かしてんじゃねえよ。そんなに文句言うならお前やってみろや
昔、大卒総合職が鉄道会社に入っても駅員→車掌→運転士→丘(事務職)という行程だったらしいですけど、運転士行程は特急が主、という話を。
今では現場関係そこそこに(運転士も特になく)関連会社を行ったり来たりしながらキャリアアップだそうで。
特急の方が運転は簡単である。
運転で一番気を遣うのは列車を止めるとき。
停車駅が特急の方が少ないのだから一目瞭然である。
また列車遅延で回復運転をする場合も特急は次の駅までが長いのである程度取り返せる。
特急と言っても新幹線はまた違う、力行をほんの少し怠るだけでタイムに響く…というのは過去の話で、社によって定速制御〜クルーズコントロール〜を導入するか否か逡巡した節はあるが、駅停車間際にマニュアルのブレーキに移り停止位置を合わせる以外はほぼ自動運転に近くなっている路線もあるらしい。
N700A/N700Sでは定速制御と駅停車時の自動一段制動ブレーキを導入したようですね、
山手線が難しいと聞いたことがあるが…どうなんだろう?