特急の運転士はベテランなのか? 普通列車と特急 運転が難しいのはどっち?

「普通列車」の運転は意外と難しい

 では難易度に違いはあるのでしょうか。一般的な印象としては、普通列車より特急列車の方が格上で高速のために運転も難しいのではないかというイメージがあるかもしれません。しかし、本当にテクニックが必要になるのは、実は普通列車の運転であるともいわれています。

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列車を運転する運転士のイメージ(2019年6月、草町義和撮影)。

 ATO(自動列車運転装置)運転などを除けば、運転士の技術が最も問われるのは駅停車時のブレーキです。いかに乗り心地良く、衝撃がなく停車できるかは運転士の腕の見せどころでもあります。その停車機会の分だけ技量が問われるシーンがあるわけですし、「どのようにブレーキをかけるべきか」と都度考える分、普通列車の運転は難しいといえるでしょう。

 特に、快速や急行などほかの種別も走っている路線では、運転士の誤認により、普通列車を運転しているにもかかわらず、停車駅を通過するリスクも高くなります。

 あわせて普通列車は、複々線区間を除けば次の通過・待ち合わせ駅まで、優等列車に追われる立場でもあります。つまりこの普通列車が遅れれば、後続の列車も遅れる可能性があるため、なるべく後続に影響を出さないよう定時で運転したいものです。鉄道運行の根幹は、普通列車が握っているといっても良いくらい、普通列車はタイムキーパーのような役割を担う重要なポジションなのです。

【写真】運転士の乗務スケジュール

 
    
 
    

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コメント

4件のコメント

  1. 時間があったらいくらだって「経済運転」ができるんじゃないんですか?

    • 電車の速度が遅すぎるとそれはそれで消費電力が増えて経済性は悪化するし、駅間の時間が伸びて客が減っても経済性が悪化する。

  2. よくこれで独り立ちしたな?てな酷いのもいるしな。
    ベテランだろうが五感の麻痺してる運転士は濾しきれないからな。

  3. 昔、大卒総合職が鉄道会社に入っても駅員→車掌→運転士→丘(事務職)という行程だったらしいですけど、運転士行程は特急が主、という話を。
    今では現場関係そこそこに(運転士も特になく)関連会社を行ったり来たりしながらキャリアアップだそうで。