ANA HD アバター事業の新会社設立 次世代移動手段「アバター」の社会インフラ化目指す

社会に浸透すれば、アニメや映画のような未来が訪れそうです!

ANA HD「アバター準備室」が事業化

 ANA HD(ホールディングス)が2020年4月1日(水)、アバター事業を担う「avatarin (アバターイン)株式会社」を設立したと発表しました。

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ANAのCAとANA HDのアバターロボット「newme」(2020年1月、乗りものニュース編集部撮影)。

 アバターは、IT(情報技術)やVR(仮想現実)などの先端技術を集結したアバターロボットを人間が遠隔操作。ロボットに意識、技能、存在感を伝え、操作者が自分の体のように行動できるテクノロジーで、身体の移動をともなわずにできる「次世代の移動手段」になるものといいます。

 ANA HDでは2018(平成30)年、社内で正式に「アバタープロジェクト」を設立。様々なアバターの実証実験をで進めのち、2019(令和元)年に「アバター準備室」で事業化の準備を進め、今回の事業会社を設立する運びとなりました。

 新会社の代表取締役CEOは、ANA HD「アバター準備室」を立ち上げ、共同ディレクターを務めた深堀 昂(あきら)さんが就任。今後は、アバターを社会インフラとして、医療、介護、教育、ショッピング、鑑賞、観光などの様々な用途で利用できるサービスを展開していく予定です。

【了】

【写真】新型コロナ休校の子どもたちへ行われた「アバター校外学習」

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