東京IC「1」横浜青葉「3-1」… 高速道路IC・JCT番号の法則 物語る過去未来
高速道路のICやJCTには、路線ごとに通し番号が振られています。そのなかには「3-1」「3-2」と枝番が付与されているものや、欠番になっているものも。これらから、路線の歴史や未来の計画がわかります。
昔からあるIC・JCTの通し番号
多くの高速道路のICやJCTには、起点側から通し番号が振られています。たとえば東北道であれば、起点の川口JCTが「1」、次の浦和ICが「2」、その次の岩槻ICが「3」、といった具合です。
近年、外国人ドライバーの利便向上を目的として路線ごとに「高速道路ナンバリング」が制定されましたが(東北道の場合は「E4」)、ICやJCTの通し番号は、それ以前からあるものです。
この通し番号は、未開通区間のICやJCTも、あらかじめ見越して付けられることがあります。たとえば千葉から茨城にかけて伸びる計画の東関東道は、茨城県内の潮来(いたこ)ICと鉾田ICのあいだが未開通ですが、潮来ICは「13」、鉾田ICは「16」です。未開通区間にはふたつのICが計画されており、それらに「14」「15」が付されることでしょう。
なかには「3-1」「3-2」といったように、枝番号が付されているものもあります。前出の東北道で「3-1」は、岩槻ICの次の蓮田スマートIC、「3-2」は、圏央道と交わる久喜白岡JCTのものです。その次の久喜ICが「4」ですが、路線当初の計画になかったスマートICやJCTができるたびに番号を繰り上げるのではなく、枝番号で処理されるというわけです。
枝番の方は度々スライドあり。
裾野ICとか、浜松西ICとか、秦野中井ICとか、
上り方にJCTやらSICやらが出来ると順送りで枝番が大きくなる。
まあ、子枝番、孫枝番とか増やされるよりはマシか(笑)
そう言えば、廃止による欠番ってないのかな?