新型コロナ下あえて「肩組み笑顔」のイラスト公開した航空会社JAC 裏には整備士の想い

新型コロナ感染拡大の影響で難局を迎える航空業界、そのようななかJACが「肩を組み笑顔」のデザインのイラストを作成しています。この状況には似つかわしくないとも思えますが、そこには製作者の整備士の思いが詰まっていました。

JACスタッフが明るい表情で円陣を組むイラスト

 新型コロナウィルス感染拡大の影響により、利用者数の減少、定期便の減便、運休など2020年の航空業界は未曾有の難局を迎えています。

 そのような状況のなか、JAL(日本航空)グループで鹿児島県を本拠とする地域航空会社、JAC(日本エアコミューター)が1枚のイラストを作成、それを報道陣に向け公開しています。

Large 200427 jac 01

拡大画像

JACが公開したイラスト。タイトルは「さあ、乗り越えよう!」(画像:JAC)。

 イラストの作成者は、JACの現役航空整備士である草野文雄さんです。草野さんは整備業務のかたわら、幼少期から好きだったという「絵を描くこと」を生かし、2016(平成28)年から、装い新たに創刊されたJACの機内誌で『空の上の航空教室』という漫画を製作しているほか、本社や格納庫入口に貼られている、スタッフの士気向上を企図したポスターを手掛けるなど、いわば「JAC公認絵師」としての顔を持っています。

 JACのなかで「二足のわらじ」を履いて活躍する草野さんですが、今回のイラストが浮かんだのは、新型コロナの影響が航空業界に出たころ、自ら作ったポスターを見た際だそうです。

「航空業界が新型コロナの影響を受け、この状況を誰よりも痛切に感じているであろう航空会社の社員、そのひとりである私も不安や様々な思いが頭をよぎるなか、ポスターを見ていまは『さあ、乗り越えよう!』ではないのかと感じました。これを社内で提案し、そこから話が進んで、完成に至りました」(JAC 草野文雄さん)

 その構図にも、この状況下の航空会社で働く草野さんだからこその、強いこだわりと思いがありました。

テーマ特集「【新型コロナウイルス対応特集】新幹線や飛行機の換気はどうなってる? 定期券払い戻しの注意点など」へ

【画像】JAC機内誌でも掲載中「JAC公認絵師」の漫画『空の上の航空教室』

最新記事

鉄道運行情報(外部サイト)

  • 「最新の運行情報はありません」

道路交通情報(外部サイト)

  • 「最新の交通情報はありません」

コメント