全便運休のウィラー高速バス6月から一部再開 隣の空席確約 使い捨て顔カバー装備

新型コロナ対策、徹底的です。

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ウィラーの高速バスが6月から一部運行を再開する(2018年8月、中島洋平撮影)。

 ウィラーは2020年5月22日(金)、新型コロナウイルスの影響により4月から全便運休していた高速バス「ウィラー・エクスプレス」の運行を6月1日(月)から一部再開すると発表しました。6月出発分の販売は同日から開始、7月出発分も6月中旬の販売開始を予定しているとのことです。

 東京~仙台、東京~新潟、東京~長野、東京~名古屋、東京~大阪、大阪~名古屋、大阪~広島の7路線が、昼行便から再開します。これにあたり、次に挙げる「3密回避」および衛生管理の対策を整えたといいます。

・5分で車内の空気を入れ替えられる外気モードを常時稼働した換気により、密閉回避。
・隣の空席を確約する車内のフィジカルディスタンシング(ソーシャルディスタンシング)により、密集回避。
・運行ごと使い捨てするフェイスカバーを装着した飛沫感染対策カノピー(座席に設けられたプライベート空間をつくるための折りたたみ式フード)設置により、密接回避。
・乗車前の検温実施により、衛生管理。

 今回は対策の「第1弾」としており、今後も対策を進化させるとのことです。ウィラーは「今後も、お客様のニーズを満たすとともに利便性を高め、安心してご利用いただけるサービスの提供に努めてまいります」としています。

【了】

【画像】徹底的! ウィラーの新型コロナ対策

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