「リニア・鉄道館」6月3日再開 シミュレータは一部中止 新型コロナ対策で約3か月休館

一部の企画は期間が延長されます。

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保存車両が並ぶリニア・鉄道館(2017年4月、恵 知仁撮影)。

 JR東海は2020年5月27日(水)、新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館していたリニア・鉄道館(名古屋市港区)について、6月3日(水)から営業を再開すると発表しました。

 同館は2月29日(土)から臨時休館していましたが、感染防止策を講じた上で営業が再開されます。

 なお、700系新幹線の「AMBITIOUS JAPAN!」装飾は当初3月16日(月)までの予定でしたが、9月7日(月)までに延長。写真展「HC85系」や特別展「ヘッドマーク特集」も当初の期日から9月7日(月)までに延長されます。

 在来線シミュレータ「車掌」は当面のあいだ中止。新幹線シミュレータ「N700」と在来線シミュレータ「運転」は、通常より人数を少なくして先着順で利用券が販売されます。

 リニア・鉄道館は2011(平成23)年3月14日にオープン。歴代の在来線や東海道新幹線の車両など40両近くが保存・展示されているとともに、超電導リニアまでの展示を通じて「高速鉄道技術の進歩」を紹介しています。

【了】

【写真】展示されている初代0系新幹線

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