メカメカしくアームが展開する「紫外線消毒ロボット」 米国LCC「vs新型コロナ」で導入
清掃の様子、ダイナミックです!
アメリカのLCC(格安航空会社)ジェットブルーが現地時間2020年7月29日(水)、機内の清掃に紫外線ロボットを配備したと発表しました。同社によると、アメリカ内でこの取り組みは初とのことです。
ジェットブルーが導入の紫外線ロボットのサイズは、CA(客室乗務員)がドリンクサービスのときに押すカートのとほぼ同じくらいとのこと。備えつけられた伸縮式のアームを伸ばしながら、ドリンクサービスのようにカートを押し通路を渡ることで、紫外線を用いた消毒ができます。同社によると、10分以内の消毒が可能としています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響から各国で機内衛生対策が強化されるなか、このロボットより放たれる紫外線「UV-Cライト」でウイルスを非活化できるという臨床結果が、ボストン大学をはじめとするコンソーシアム(共同事業体)で報告されており、これが今回の導入に繋がったとのこと。
紫外線ロボットは90日間のテスト導入で、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港などで計8台設置されます。
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