まるでスペースコロニー建設現場 いま大深度地下で進むリニア中央新幹線工事の姿

建設が進められているリニア中央新幹線。巨大な穴の底、首都東京の大深度地下でいま、まるで「スペースコロニー」のようなものが組み立てられています。超電導リニアが500km/hで走るトンネルを、それが掘っていきます。

深い深い首都高中央環状線 そのさらに下を掘り進め!

 シールドマシンの掘削速度は月に0.4km程度で、この北品川非常口(北品川工区)のシールドマシンが、第一首都圏トンネル36.9kmのすべてを掘るのではありません。品川駅から川崎市にある等々力非常口までの9.2kmを担当しており、それ以外の区間は、また別のシールドマシンが掘削します。

 なお、首都高中央環状線の下を通るこの北品川工区、シールドマシンは地上から最大でおよそ90mもの深い場所を掘り進みます。

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東海道新幹線のすぐ隣にある北品川非常口の巨大な縦穴へ、シールドマシンの部品を降ろす(画像:JR東海)。

 このシールドマシンは神戸市内で製作されたのち、分割されて2020年4月から東京の北品川非常口に運び込まれました。9月末頃には組立てが完了し、10月からは発進準備を開始。2021年度初頭に、トンネルの掘削が始まる予定です。

 なおこのシールドマシンによる掘削は、まず北品川非常口から西の等々力非常口まで行われたのち、北品川非常口へ戻ってシールドマシンの組み立て、発進準備をしてから、反対の品川駅方面へと掘り進められます。

 第一首都圏トンネルの北品川工区は、2018年4月16日から2026年3月15日までの工期です。ちなみにこのシールドマシンは白と青のデザイン。新幹線車両をイメージしたものだそうです。

【了】

【写真】のびるスクリューコンベア 「スペースコロニー」を上から見た様子

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

2件のコメント

  1. 品川から東側にも延伸して欲しい

    一県一駅の原則に則って品川~千葉県駅(成田空港)~茨城県駅(水戸)~福島県駅(いわき)~宮城県駅(仙台)

    までは作ってくれ

  2. ハタマタ、このコロナ禍後の新しい社会で本当にリニアが必要とされるのだろうか?

    岐路に立たされた感がある。

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