生ける伝説「ビキニエアライン」のいま 日本路線も進出 一筋縄ではないその強みとは
「ビキニエアライン」のいまは? セクシーだけではない!
そしてこのベトジェットエアは2018年にハノイ~関西線を開設し日本路線に参入。その後成田、そして羽田発着便も就航させるなど、日本でのネットワークも拡大しつつあります(いずれも現在は新型コロナの影響で運休中)。そしてベトナム国内線の一部とハノイ~関西線はJAL(日本航空)とのコードシェアを実施しています。
このように事業規模を拡大し続けているベトジェットエアは、2020年も「ビキニカレンダー」を発表しているものの、ただ「セクシー」なだけではなく、若干路線を変更しながらも、航空会社としての質を日増しに上げているようです。
ベトジェットのセールスポイントはその運賃と高い安全性といいます。同社はいわゆるLCC(格安航空会社)のカテゴリに入り、セールでは運賃が100円台になることも。
また安全面でも2018年、2019年には航空会社の安全格付けを行うAirlineRatings発表の「世界の安全な航空会社」で満点となる7つ星評価を獲得し、それに加え2019年にCAPA(アジア太平洋航空研究所)の「アジアパシフィック・ローコストエアライン・オブ・ザ・イヤー」も受賞しています。
また利用者にとってだけでなく、従業員にとっても良い航空会社というのも強みだそうです。Airfinance Journalの財務・経営健全性の高い航空会社50にも選出されるなど強固な運営基盤をもつほか、アジア人材専門誌『HR Asia Magazine』から「アジアで最も働きがいのある企業トップ50」に選出されているとのことです。
【了】
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