「48時間で変身できるボーイング737」登場! 旅客/貨物/救急も 内部レイアウト自在
将来、7パターンの機内に変身できるようになる予定です。
中東・バーレーンを拠点にチャーター便運航などを行うほか、航空機の整備なども手掛けるテクセルエアは現地時間2020年8月26日(水)、世界初というボーイング737-700FC(フレックスコンビ)型機を、航空機メンテナンス事業を行うペムコ(PEMCO)から受け取りました。
ボーイング737-700FC型機は、ANA(全日空)やAIRDOなどでも運航されている737-700型機をベースに、目的に応じ機内レイアウトを使い分けることができるモデルです。現在は3種類のレイアウト変更ができ、完全な貨物専用機、客室内に貨物スペースを設置しながらも2クラス計32席を配する貨客混載機などに対応。変更に要する時間は48時間とされています。
今後はテクセルエア側でも改修が進められ、先述のものに加え、たとえばストレッチャーなど搭載し患者輸送などにも対応できるものなど、新たに4種類のレイアウト変更に対応できるよう着手。計7種類の機内レイアウトの使い分けが可能となる予定です。
テクセルエアによると、今回引き渡された737-700FC型機は、以前ヤクティア航空(ロシア)などで旅客機として運航していたもので、初飛行から17年目にあたります。
【了】
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