中島みなみ(記者)の記事一覧
Writer: 中島みなみ(記者)
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。
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「災害支援に行きたいけど、“タダ”じゃちょっと…」→お金出てビジネス続けられます! 国の新制度「災害対応車両登録制」とは
災害対応車両の登録制度が開始。キッチンカー、トレーラーハウス、トイレカーなど、いつもはイベント開催などで使われている車両を、災害時に被災地支援に役立てる意思表示の制度です。実際に出動した際は各種費用も支給されます。
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「ペダル漕いでても“チャリ”じゃないだろ!」決め手は異様なスピード 改造自転車“無免許で逮捕”の裏側
免許を必要とする電動車を「自転車」と思って手続きを怠っていると、大きな代償を払うことになるかもしれません。取締り現場でも、より厳しい対応の変化が出てきました。
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高速道路「新・深夜割引」延期へ 7月頃からの運用開始は“困難” システム整備中断
割引対象時間に走行する距離を推計して、割引額を定める「新・深夜割引」が見直されることになりました。NEXCO3社が西日本高速の社長会見後にそろって会見を実施。中日本高速で4月に発生した大規模ETC障害が影響したと考えられます。
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阪神高速、新社長は“生え抜き”に 国交省出身から交代 この道40年「阪高マン」の技術畑
阪神高速に史上2人目の「生え抜き」社長が誕生します。中野国交相は「 経営トップとして適任であると判断された」と紹介しました。
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「自転車だと思っていた」が無免許運転で逮捕 “改造自転車”は自転車かバイクか? 電動バイクの新たな課題
JR上野駅前の繁華街で外国人が無免許運転で逮捕されました。警察官から乗っていた自転車が電動化されていたことを問われたものです。従来のペダル付バイク、いわゆるモペットとは違った車両で、運転者の責任が問われた事件となりました。
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ホテルの住所で手に入る運転免許「外免切替え」に待った! 「他国にも影響を与えている」 警察庁は“海外事例の調査中”
訪日外国人が所有する免許証を日本の免許証に切り替える「外免切替え」の制度変更を目指して、警察庁が海外事例の調査を進めています。一時滞在の申請者がホテルなどの宿泊地と住所地とすることができ、制度上の不備が指摘されていました。
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「利用者に不便をかけるな」国交大臣、NEXCO中日本を叱る ETC障害“事業者都合”の考えは変えられるのか
NEXCO中日本が国土交通省を訪れて、一連のETC大規模障害について謝罪しました。中野洋昌国交相は厳重注意を言い渡す中で、同社が策定する再発防止対策とマニュアルのポイントについて言及しました。
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トランプ命名 車の「ボウリング球テスト」一体何のため? 日本の交通事故死者削減に直結 アメリカには不必要?
アメリカによるクルマ部品への追加関税が発動。トランプ大統領は米国内で実施されていないことを背景に、日本の車両安全規制を「ボウリング球テスト」と称してやり玉にあげました。この検査、日本にとって実はかなり重要。日米の交通環境の違いから説明します
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「飲酒運転でした」日本郵便が謝罪 でも法的には責任ナシ!? 運送業界で郵便バイクが抱える“大矛盾” 国交省も認める
日本郵便がバイクで配達していた乗務員の「飲酒運転」を認め謝罪。基準値以下であっても、物流事業では業務中に呼気からアルコールが検知されないことが当たり前になっています。実は郵便バイクは、そうした法規制の対象外です。
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絶対に「無料」はない ETC大規模障害1か月で「料金還元」へ 合理的な判断を阻害する法律 実質なにも変わってない!
長い渋滞とその影響による追突事故も起きたNEXCO中日本のETCシステム障害。それでも利用料金の支払いを求めていた姿勢を同社は一転し、実質無料の「料金還元」を決めました。高速道路史上まれに見る「還元」施策から、課題が見えてきました。