若勢敏美(船旅事業研究家)の記事一覧
Writer: 若勢敏美(船旅事業研究家)
1949年生まれ。業界紙を経て1980年、海事プレス社へ入社。1989年、雑誌『CRUISE』創刊に参画し、翌年から編集長。2008年、海事プレス社の社長へ就任。2012年退任。この間、取材、プライベートを含め35隻の客船に乗船して延べ55カ国を訪問。地方自治体や業界団体主催の講演会などに多数出席。
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世界一周中止で好影響? 2016年の日本クルーズ
中国をはじめ東アジアのクルーズ市場が急成長しており、2016年、日本にもその余波が押し寄せようとしています。また、日本船の世界一周中止が思わぬ好影響をもたらすこともあるようです。
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消える日本船の世界一周 国際情勢に揺れるクルーズ船
世界で話題になった日本人の世界一周クルーズ好き。にも関わらずいま、日本籍船による世界一周クルーズが途絶えようとしています。その背景には“世界の動き”を受けたコース設定の難しさがありました。
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衰退過程に入った「クルーズにっぽん」? 外国クルーズ船来航ブームの陰で伸び悩やむ日本船社
近年、東アジアにクルーズ船が増加していますが、日本のクルーズ船はその波に上手く乗れていないようです。その背景には日本特有の難しさがありました。
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乗客数と乗組員数が同じ 元日系企業の常識破り超豪華船プロジェクト
その豪華さから、大きな話題を集めているクリスタル・クルーズの新造船。同社は元々日系の企業でしたが、マレーシアに本拠を置くゲンティングループに売却され、型破りな計画を次々に打ち出しています。
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豪華クルーズ船の巨大化が進むと食後のコーヒーが有料に? 背景にあるビジネスモデルの変化とは
いま、クルーズ船の大型化が加速しています。そこには「食後のコーヒーが有料」になるなど、クルーズ船の持つ優雅なイメージとは裏腹な、業界が抱える問題がありました。
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クルーズブームで、クルーズ人口が減る日本 その特殊な構造
昨年、テレビCMで盛んに「オードリーの船」とクルーズ船のCMが流れるなど、日本にもクルーズブームが来るのでは、という見方がありました。にもかかわらず、国土交通省が5月に発表した統計によると、日本人のクルーズ人口は減少しています。日本のクルーズ業界にいま、何が起こっているのでしょうか。