竹内 修(軍事ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
軍事ジャーナリスト。海外の防衛装備展示会やメーカーなどへの取材に基づいた記事を、軍事専門誌のほか一般誌でも執筆。著書は「最先端未来兵器完全ファイル」、「軍用ドローン年鑑」、「全161か国 これが世界の陸軍力だ!」など。
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“自衛隊パジェロ”ウクライナで好評も「困ってます」「無理して使ってます」 露呈した装備品輸出の“欠けた視点”
日本からウクライナへ送った「パジェロ」ベースの軍用車両が、現地で使われ好評のようです。ただ、現場では苦労している側面も。「売りっぱなし」の状態は、今後の装備品輸出では禁物かもしれません。
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日本の「改もがみ型」護衛艦、“第三国”も導入か!? オーストラリアだけで終わらない“必然” ただし壁も
日本のもがみ型護衛艦をベースに、オーストラリアが日本と共同開発する新型フリゲートが、早くもニュージーランドへ“輸出”の可能性が出てきています。その流れは歴史的経緯からして必然ともいえるものです。
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ウクライナ空軍「最新戦闘機」で一新へ? 中核は「グリペン」 カネの心配よりも大きなメリットとは?
スウェーデン政府がウクライナとの航空戦力分野における協力に関する意向書に署名したと発表しました。この中には、ウクライナが最新戦闘機JAS39「グリペンE」を最大150機調達する計画も含まれています。
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巡航ミサイルに「日本製エンジン」搭載へ!? その“現実味” ウクライナも熱望の破壊力
ドイツの防衛装備品メーカーであるタウルスと川崎重工業が、巡航ミサイル向けエンジン技術で協力を検討していると報じられました。川崎重工業はかねて、自社開発した小型のジェットエンジンをアピールしていました。
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海自の「全然使えない輸送機」ついに後継機選定へ なぜ“安物買いの銭失い”をしてしまったのか?
防衛装備庁が海上自衛隊のC-130R輸送機の後継機選定に向けた情報提供の募集を開始しました。導入から日が浅い同機ですが、その背景には「安物買いの銭失い」とも言える深刻な事情がありました。
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ドローンにミサイルってコスパ悪すぎますよね? レーザーで安く撃ち落とすべきですよね?――防衛大手の答えが「極力安い“ミサイル”」だった背景
スウェーデンのサーブが、「安価なミサイル」と強調する新型ミサイルを発表。安価なドローンによる攻撃の対策としてはレーザー兵器が注目されますが、「ミサイル」もまだまだ重要なようです。
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やる気満々!?「戦艦トランプ」は一体どんなフネになるのか 「砲弾は安い」「アルミじゃ溶ける」発言から見えるその姿
アメリカのトランプ大統領が、アメリカ海軍への「戦艦」復活は有力な選択肢の一つだと述べました。かつてのアイオワ級の再就役ではなく、全く新しい軍艦の建造を示唆していますが、まったく不合理というわけでもないようです。
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「その無人機“かなりイイね”!?」豪の最新“万能機”で自衛隊は何をしたい? 飛行試験に参加へ
航空自衛隊が、オーストラリアで2026年度に行われる無人機「MQ-28A」の飛行試験に参加します。同機は新戦闘機と連携する無人機となる見込みですが、もう2つ、この無人機で実現したい“任務”が透けて見えてきます。
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ロシアなぜ恐れる? 米「トマホークミサイル」ウクライナ供与の重たい“意味” よく飛ぶミサイルはすでにあるのに
アメリカのトランプ大統領がウクライナへのトマホークの供与を示唆しました。しかし、ウクライナはすでにロシアを射程に収めるミサイルを運用しています。トマホーク供与の重要性は、兵器の性能ではないようです。
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自衛隊が「ニセ兵器」本格導入へ! 今もダマせてしまう軍用「かかし」!? 納入先が「川崎重工」のナゼ
防衛装備庁が「バルーンデコイ」の入札を公告しました。ウクライナの戦場でその有効性が改めて証明された「風船兵器」は、すでに自衛隊の一部部隊でも導入が始まっています。