竹内 修(軍事ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
軍事ジャーナリスト。海外の防衛装備展示会やメーカーなどへの取材に基づいた記事を、軍事専門誌のほか一般誌でも執筆。著書は「最先端未来兵器完全ファイル」、「軍用ドローン年鑑」、「全161か国 これが世界の陸軍力だ!」など。
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「北欧製戦闘機」37年越し初の実戦投入も アジアの紛争国で次々デビューした“新兵器”たち 輸出国は複雑な心境?
停戦に合意したカンボジアとの武力紛争で、タイ軍は4つの兵器を初めて実戦投入し、その性能を実証しました。そのなかには、デビューから37年経った北欧製の戦闘機も含まれています。
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「よーし戦闘機つくるぞー!」 ついにドイツもOKした「ユーロファイターのトルコ輸出」が、“日本にもイイ話”のワケ
トルコがイギリスとユーロファイター「タイフーン」戦闘機の導入に向けて暫定合意を結びました。両国の利益が一致した形となりますが、それぞれどのような事情を抱えているのでしょうか。
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日本+5か国14隻の「大空母艦隊」奇跡の集結!? 令和の「見せる抑止力」もともと提唱していた国とは?
海上自衛隊が英米豪など5か国海軍と大規模共同訓練を実施し、計5隻の空母が参加しました。ここで思い出されるのが、かつてイギリスで提唱された「多国籍空母打撃群」構想です。
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“激ヤバ納期”必至!? 初の「護衛艦輸出」への高い壁 「日本ファースト」は通用しない!
オーストラリアの新型フリゲートを提案していたドイツを退け、三菱重工業が優先価格交渉者になりました。その勝因を分析すると、このことが今後の日本へ重くのしかかって来るとも考えられます。
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「戦える空中給油機」爆誕!? ドローン放って振り払え! 狙われる「空の守り神」たち
米軍が空中給油機に「自衛用ドローン」の搭載を検討していると報じられています。空中給油機や早期警戒管制機といった「空の守り神」的な軍用機は、同時に脆弱性も抱えています。その防護策が、各国で課題となっているようです。
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大阪を沸かせたブルーインパルスの原型機が、2つの面で「取替え待ったなし」に危うい理由
「ブルーインパルス」の機体の原型である航空自衛隊のT-4中等練習機が墜落事故を起こし、37年の運用で経年劣化による問題が顕在化。もはや教育の目的にも合わなくなってきているT-4、後継機の議論も待ったなしです。
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日本の“現役”護衛艦「海外へ輸出」なるか!? ベテラン艦に白羽の矢 すかさず横やりを入れる中国
日本とフィリピンが海上自衛隊の護衛艦輸出に向けた協議を開始したと報じられています。しかも新造艦ではなく“中古艦”の輸出。そこに懸念を示しているのが中国です。
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陸自の「無人車両」今から“開発”するの!? 迫るタイムリミット 技術的にも“海外製をそのまま導入”がベストなワケ
防衛装備庁が陸自向けの汎用小型UGV(無人車両)の取得方法と、開発を検討するための情報を提供する企業を募集しています。すでに海外製品を試験してデータを取っていますが、そのまま導入しないのでしょうか。
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消滅しかけた「2人乗り戦闘機」が復権? 変化しつつあるパイロットの役割 “もう一人がいないと酷”なワケとは
かつてはテクノロジーの進化により廃れてしまった「複座型戦闘機」、じつは皮肉にもさらなるテクノロジーの進化によって各国の次世代戦闘機において「復権」しつつあるといいます。これからの複座型戦闘機の役割とは、一体何なのでしょうか。
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日本の「対艦番長」F-2導入検討――フィリピン本気? 能力的にはバッチリだけど“現実的とは全く思えない”ワケ
フィリピン空軍が航空自衛隊のF-2戦闘機を将来取得する戦闘機候補として検討していることを明かしました。フィリピンが置かれた状況に対し、F-2は能力的にも合致するかもしれません。ただし輸出の実現は難しそうです。