空母の記事一覧
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30tの艦載機が2秒で300km/h!空母の蒸気カタパルト脅威の加速どう実現?米仏のみ運用
空母から艦載機を飛ばす際に使用される「カタパルト」は広く知られるでしょうが、現行の「蒸気式」を開発、かつ運用している国となると、実はアメリカだけに限られます。旧日本海軍も取り組んだ各種カタパルトの歴史をたどります。
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「レインボーギャング」と呼ばれる空母甲板作業員 なぜ? 中国もまねた合理的スタイル
多数の艦載機が行き交う空母の上で、効率よく航空機をさばく無数の甲板作業員。彼らは色とりどりの出で立ちですが、なぜそんなに複数の色がひしめきあっているのでしょう。あえて目立つ格好をするのには意味がありました。
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潜水艦にプール!?「軍艦の意外なリフレッシュ設備」5選 長期航海中の士気低下を防げ!
軍艦に乗り込む乗員には、時として過度なストレスがかかることがあります。乗員の士気低下は戦闘能力の低下につながるため、士気向上を目的に艦内設備の充実を、様々な手段で図っています。
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ロシア唯一の空母「クズネツォフ」中国初空母「遼寧」なぜ激似? 逆転した露中の立場
ロシアと中国の両国が国家の威信をかけて保有する空母ですが、これらは艦体規模が同サイズで、さらにそっくりな外観を有しています。なぜなら両国の空母は、元をたどると実は同じ血統だからです。
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旧海軍「一航戦」なぜ公式最強? 空母「赤城」「加賀」時代とその後支えた「五航戦」
旧日本海軍の部隊編成単位である「航戦」こと「航空戦隊」は、空母を基幹とし駆逐艦など警護艦数隻からなる部隊のことです。真珠湾攻撃に臨むにあたり最強をうたわれた「一航戦」の編成経緯や、その後を支える「五航戦」を追います。
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幻の東京五輪と豪華貨客船NYK三姉妹の憂鬱 新田丸、八幡丸、春日丸が臨んだ太平洋戦争
1940年の「東京オリンピック」に向け、日本郵船は豪華貨客船を建造します。擬人化ポスターも残る「NYK三姉妹」の誕生です。しかし時代は戦争へ。3隻の豪華貨客船もまた、そうした時代の奔流に押し流されていく運命にありました。
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空母甲板の障害物「艦橋」どこに置くのが一番よい? 試行錯誤の結論が「右舷」のワケ
戦前からこのかた、世界的に見ても空母甲板上の艦橋は右舷にあり、例外は旧日本海軍の「赤城」と「飛龍」くらいですが、これはなぜでしょうか。そこにはもちろん、空母黎明期からの試行錯誤と、その末に見出した理由があります。
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旧海軍空母「赤城」の大試行錯誤 堂々の三段甲板や20cm砲はなぜ設置され撤去された?
旧日本海軍の空母「赤城」は「航空母艦」なるもののスタイルが確立されていくまさにその過程にあった艦であり、大いに試行錯誤がなされました。当初はその象徴たる三段構えの飛行甲板のほか、実は重巡洋艦並みの主砲も搭載していました。