鳳翔の記事一覧
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「少しの大型空母」「たくさんの小型空母」どっちが有利? 旧海軍を苦しめた空母のサイズ問題
太平洋戦争で旧日本海軍は「飛龍」の設計を流用した雲龍型空母を多数建造しました。このタイプはいうなれば中型空母。小型空母でもなく大型空母でもない中型クラスの整備に舵を切った台所事情を探ります。
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裏ワザで他国より有利に? ロンドン海軍軍縮条約での日本空母の台所事情
1923年に発効したワシントン海軍軍縮条約は、主力艦と航空母艦の保有を制限しましたが、1万トン以下の航空母艦には制限がありませんでした。1930年のロンドン海軍軍縮条約で制限されるのですが、日本は抜け道を用意していました。
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「ひとりっ子空母」なぜ多い? 姉妹艦なき孤高の旧軍空母12隻 それぞれの事情
軍艦は、基本的に設計図を共用する「同型艦」を何隻か作ります。しかし、諸事情で「同型艦なし」の艦型が生まれることも。旧日本海軍の航空母艦(空母)は、他の艦種より「同型艦なしが多かった、その理由を探ります。
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空母「鳳翔」の一部始終 旧日本海軍空母の祖はなぜ「保母さん」と評された?
世界が「航空母艦」を発明したころ、日本もまた初の空母「鳳翔」を建造しました。その後に続くすべての日本空母の祖は、一方で、太平洋戦争後に生き残ったわずかな空母の1隻でもあります。
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「鳳翔」に始まる日本の「空母」を振り返る 黎明期からのその20年あまりの歴史とは
戦後70年あまり途切れていた日本の「空母」が、いま再び動き出そうとしています。世界に「空母」というものが誕生したころから太平洋戦争終結までの、20年あまりの日本におけるその歴史を振り返ります。
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英国の空を飛んだ海自P-1 そこにある歴史的意味
2015年7月、海上自衛隊のP-1哨戒機がイギリスのエアショーで飛行展示を行いました。イギリスで海自機を飛ばしたことにはどんな背景、また目的があるのでしょうか。またそこには、歴史的な日本とイギリスの関係も見えてきます。
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空母「遼寧」は帝国海軍「鳳翔」? 中国は大海原で何をしたいのか
4月のG7外相会議でも示された、中国の海洋進出に対する懸念。はたして中国は何を目的に、何をしようとしているのでしょうか。軍の装備面でもいま、その布石が着々と打たれています。
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