偵察機の記事一覧
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旧陸軍 秘密兵器「空中機雷」の正体 「一〇〇式司偵」に搭載し戦果6機の本当のところ
太平洋戦争中、南方戦線にいた連合国軍のあいだに、日本軍が「空中機雷」なる新兵器を完成させたとの情報がもたらされます。やがて旧日本陸軍の一〇〇式司偵を追撃する連合国軍機の眼前で、それは秘密のベールを脱ぎました。
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5分で組み立てOK タイヤ会社グッドイヤーの風船式飛行機「インフレートプレーン」とは
「ホームビルド機」と呼ばれる自作の組み立て式飛行機は、第2次世界大戦前の1920年頃からすでにありましたが、それらとはひと味違う組み立て式の飛行機をアメリカのグッドイヤーが1950年代に開発しました。
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WW2で米本土の爆撃に唯一成功の「零式小型水上偵察機」 小柄でも大きかった存在感
潜水艦から小型水上機をカタパルト射出する方法は、ヨーロッパで生まれましたが、太平洋戦争でそれを広く用いたのが旧日本海軍です。アメリカ西海岸からアフリカ東海岸まで、まさに太平洋の端からインド洋の端まで運用しました。
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プロペラ飾る神社に見た伊勢崎市と中島飛行機の深い縁 戦後は富士重工「スバル360」も
神社と飛行機のプロペラ、一見どう関係するのか不明な両者ですが、実はプロペラが奉納された神社は全国にいくつかあり、そして群馬県の伊勢崎神社もそのひとつです。背景には戦前からの航空機メーカーとの、長く深い由縁がありました。
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F-4「ファントムII」と共に半世紀 愛されキャラ「ファントム ザ スプーク」って何者?
航空自衛隊のF-4EJ改など、「ファントムII」の特別塗装機には時折、大きな帽子と長いローブに身を包む魔法使いのような、なにやら怪しげなキャラクターが描かれていました。名前は「ファントム ザ スプーク」……何者なのでしょうか。
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異形すぎて不採用 ドイツ偵察機「BV141」 要望どおり作ってなぜそうなった?
第2次世界大戦直前、ドイツは前線で用いる偵察機を欲しました。その要求に対する答えは、なんと従来の航空機の概念を根本からひっくり返す奇抜なものでした。性能的には優れていたものの採用されなかった理由を追います。
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日本唯一の「偵察ファントム」、最後の「百里基地航空祭」へ 特別塗装機も公開
航空自衛隊唯一の偵察機RF-4E/EJ、通称「レコンファントム」は、2019年度で運用が終了します。世界的にも数を減らしている希少なファントム派生型にとって最後の「百里基地航空祭」には特別塗装機が登場、海外からも注目を集めています。
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これも地産地消か エリア51ほど近く、世界中のUFOファン集う「エイリアンのお宿」とは
米ネバダ州レイチェルは、人口50人あまりの集落です。周囲は見渡す限りの荒野、小規模な牧畜が営まれている程度で特に産業も見られませんが、他方、世界中から人が集まる場所でもあります。そう、エリア51とUFO、そしてエイリアンです。
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旧海軍「潜水空母」はどんな飛行機を積んだ? 秘密兵器「晴嵐」と米本土空襲の偵察機
航空母艦+潜水艦である、旧日本海軍の「潜水空母」ですが、どのような航空機を搭載していたのでしょうか。「史上唯一のアメリカ本土空襲」を実施したのも、その潜水艦の搭載機でした。
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飛行機黎明期、急伸の影にカメラと大砲あり 技術的スタートダッシュができた理由
ライト兄弟の初飛行から十数年で、飛行機は急激な進化を遂げました。背景には第一次世界大戦がありますが、終結まで4年あまり、その初期と末期では大きく姿を変えました。もちろん、担った役割が大きく関係しています。