稲葉義泰(軍事ライター)の記事一覧
Writer: 稲葉義泰(軍事ライター)
軍事ライター。現代兵器動向のほか、軍事・安全保障に関連する国内法・国際法研究も行う。修士号(国際法)を取得し、現在は博士課程に在籍中。小学生の頃は「鉄道好き」、特に「ブルートレイン好き」であったが、その後兵器の魅力にひかれて現在にいたる。著書に『ここまでできる自衛隊 国際法・憲法・自衛隊法ではこうなっている』(秀和システム)など。
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夢のまた夢が現実に? 日本の防衛装備品「アメリカ輸出」なるか “脱・受け身”への茨の道を聞いた【前編】
いわゆる「安保3文書」に基づき、現在日本では防衛産業振興を含めた防衛力の強化が急ピッチで進んでいます。そんな中、三菱電機が海外企業と連携して積極的に市場を開拓しています。その「真意」について聞きました。
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領空侵犯機は撃墜…できません! 初めて入ってきた中国軍機への“対処ステップ”とは
2024年8月26日、中国軍の情報収集機が初めて領空を侵犯する事件が発生しました。中国軍機による初の領空侵犯事案であるだけに多くの注目を集めていますが、ネット上では「これを撃墜できないのか?」という意見が散見されます。法的にはどうなっているのでしょうか。
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アメリカでは「終戦=9月2日」のワケ ハワイの“巨大戦艦”が物語る、アメリカにとっての「開戦」と「終戦」
日本で「終戦の日」といえば8月15日を指すのが一般的です。しかし、アメリカでは9月2日が終戦記念日となっています。ハワイで一般公開されている当時の戦艦で、アメリカにとっての「戦争の始まりと終わり」の物語が展開されていました。
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「マジでここに大統領いたの!?」 巨大戦艦の食堂で名前がついた“意外な場所”とは 超大国トップの粋な計らい
アメリカ海軍のアイオワ級戦艦「ミズーリ」といえば、日本では終戦直後の降伏文書調印式の舞台になった艦として知られ、ハワイで現存しています。そんな「ミズーリ」の艦内で、気になるモノを発見しました。
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アメリカ巨大戦艦の船体を「へこませた」日本からの攻撃とは? 今も残る“被弾”の痕
「世界最後の戦艦」としても知られるアメリカ海軍のアイオワ級戦艦。その3番艦「ミズーリ」の船体には、ある小さな「へこみ」がついています。一見すると大したことがなさそうなこのへこみ、じつは第2次世界大戦末期に起きた悲壮な出来事の傷跡なのです。
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「ここは観光地ではない」 真珠湾に浮かぶ慰霊施設「アリゾナ記念館」の凄み 今も“真下”に撃沈艦
1941年12月8日の旧日本海軍による真珠湾攻撃。そこで撃沈されたアメリカ海軍の4隻の戦艦のうちの1隻である「アリゾナ」では、約1000名もの乗員が亡くなりました。亡くなった乗員の慰霊と共に、この悲劇を伝える施設「アリゾナ記念館」を見学してきました。
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超異例「“民間の”空中給油機」が日本に来た! 実は世界の一大勢力 いったいどこの機体?
ドイツ空軍機来日ですっかりお祭り騒ぎの北海道千歳基地。そこに、見慣れぬ塗装のKC-135空中給油機が飛来して、大きな注目を集めています。この機体、じつは“民間機”でした。
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「ぶつかるのが仕事です」アメリカの超レア艦艇が来日! ダイナミックすぎる“仕事のやりがい” 船長に聞いた
シアトルを母港とするアメリカ沿岸警備隊の大型砕氷船「ポーラースター」が、アメリカ海軍横須賀基地に寄港しました。主任務は南極海周辺で氷を砕き航路を切り開くこと。なぜ来日したのか、船長に話を伺いました。
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自衛隊も運用へ「長射程ミサイル」世界で引っ張りだこのワケ 似たようなミサイル統合・置き換え 世界で進む
2024年現在、防衛省が急ピッチで取得を進める長射程ミサイルですが、現状アメリカ製と国産の2本立てになる模様です。しかし、複数あると費用対効果が悪くなることも。一方、ヨーロッパでは国をまたいで共同開発を進めているようです。