深水千翔(海事ライター)の記事一覧
Writer: 深水千翔(海事ライター)
1988年生まれ。大学卒業後、防衛専門紙を経て日本海事新聞社の記者として造船所や舶用メーカー、防衛関連の取材を担当。現在はフリーランスの記者として活動中。
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巨大な動く壁!? 日本生まれ「世界最大級のコンテナ船」どんどん竣工! これが物流の世界サイズ 日本には“帰って来られない”
世界最大級のコンテナ船「ONE INSPIRATION」で竣工。全長約400m、高さは20階建てビルに相当する巨大な船が複数の造船所で建造されており、今回で5隻目。いずれも、出航すると日本にはもう戻れない大きさです。
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「二酸化炭素を大量に“運ぶ”船」ついに完成 まだ見ぬCO2輸送ビジネス「新しいエネルギー産業」の全貌とは
三菱重工が液化CO2運搬船を完成。世界で排出削減が進められるCO2の輸送が、「新しいエネルギー産業」の一翼を担い、新たなビジネスチャンスとして世界の注目を集めています。一体、どういうことなのでしょうか。
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海運「2050年ゼロエミ“必達”」下された号令 可能なの? 新燃料船は今どうなっているのか
IMO(国際海事機関)の新戦略により、海運業界は 2050年にカーボンニュートラル“必達”となりそうです。それを達成するための新燃料船の開発や実用化は、どこまで進んでいるのでしょうか。専門家は“陸側の取り組み”も求めています。
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膨らむ防衛費で三菱重工「売上高1兆円超」が目前 超速ミサイル イージスシステム搭載艦…続々出てくる新装備
防衛費が倍増されるのに伴い、三菱重工が久しぶりに防衛事業説明会を開きました。会場では執行役員の口から防衛事業の売上高1兆円超えという明言も。民間企業として具体的にどう動くのかハナシを聞いてきました。
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全職員1.8万人動員 東京消防庁8年ぶり「24時間訓練」に密着 ホース1kmつないで“水の壁”を作れ!
東京消防庁が8年ぶりとなる全職員を動員した一大総合訓練を行いました。首都直下地震が起きて海や川の水を使って長時間にわたり消火活動することを想定した今回の訓練、さまざまな教訓がありました。
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造船の街“玉野”の自衛艦建造どうなる? 護衛艦「ゆうべつ」進水 もがみ型は最後に
岡山県玉野市にある三菱重工マリタイムシステムズ玉野本社工場でこのたび護衛艦「ゆうべつ」が進水しました。ただ、もがみ型護衛艦が玉野の地で進水するのは同艦が最後とのこと。今後、同工場での新造船の進水はあるのでしょうか。
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その名も「海上輸送群」自衛隊の新部隊どんな姿に? 陸海空の共同 中国に立ち向かう“運び屋”に
2025年3月に発足することが明らかになった自衛隊「海上輸送群」。その名称から海上自衛隊所属と思いきや、そうではないといいます。一体どんな部隊で、どんな船を運用するのでしょうか。
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フェリーじゃないよ「RORO船」新造船が続々? トラックの受け皿とエコ両立の工夫「刃物のような船首」とは
新造のRORO船「ふがく丸」が進水。フェリーとともに、トラック輸送からの転換の受け皿となる船ですが、環境性能も両立させなければなりません。そのひとつの工夫が、上から下までストンと垂直に落ちるようなラインの船首です。
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「非常に感謝」国立科学博物館のクラファン“9億円”で史上最高額に でも「これ以上は難しい」ワケ
国立科学博物館が実施していたクラウドファンディングが9億円を超え成功を収めました。これを受け館長も感謝を述べましたが、同時にこれ以上はやりたくないとも明言しています。手放しで喜べないワケを聞いてきました。
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羽田にキター!! イギリス「ド派手な政府専用機」その正体は空軍の“空中給油機”!? 裏方機の華麗すぎる転身
G7外相会合や日英「2プラス2」に参加するイギリス外相を乗せた特別機が羽田に飛来しました。巨大な「ユニオンジャック」を描いた派手な外観が特徴ですが、実は本来の姿は空軍の“空中給油機”です。なぜ政府専用機になるのでしょうか。