LCCエアアジア・ジャパン 全路線運休のまま幕引き 新型コロナで国内航空会社初の事業終了へ

現在、4路線を結んでいます。

 中部空港を拠点とするLCC(格安航空会社)、エアアジア・ジャパンは2020年10月5日(月)、全路線を12月5日をもって廃止し、事業を終了すると発表しました。

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エアアジア・ジャパンの飛行機(2019年、乗りものニュース編集部撮影)。

 同社は、新型コロナウィルスの終息時期の見通しが不透明な状況において事業を継続することは極めて困難であると判断、事業を廃止する決定をしたとコメントしています。今後は、航空法などの法令に従い、事業の廃止に向けて手続を進めるとのことです。

 現在エアアジア・ジャパンはすでに国内3路線、国際1路線の計4路線すべてで、10月24日(土)まで運休を発表済み。その後も本年12月5日まで運休が続く見通しとしており、このまま運航せず事業終了となる見込みです。なお、新型コロナの影響で航空会社が事業終了するのは、日本国内では初となります。

【了】

【写真】日本にかつてあったLCC

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