スバル NEW「レヴォーグ」発表 走りも愉しいが「自動」もスゴイ! 別次元に進化した「アイサイト」

全然違うぞ! 「アイサイト」進化版「アイサイトX」

 新型の大きな特徴といえるのがエンジンと、「アイサイトX」です。

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新型「レヴォーグ」の発表会でコメントするスバルの中村知美社長(2020年10月15日、柘植優介撮影)。

 エンジンは基本構造こそ水平対向4気筒直噴ターボと同じながらも、先代では排気量1.6Lの「FB16」と排気量2.0Lの「FA20」の2種類が用意され、グレードによって異なるものを搭載していました。

 新型は全グレード共通で、新開発の1.8L水平対向4気筒直噴ターボ「CB18」が搭載されます。燃料は全グレードがレギュラーガソリン仕様です。また、トランスミッションは「リアトロニック」と呼ばれる無段階変速ですが、8速マニュアルモードを採用しているため、操る愉しさを味わいたいときは切り替えも可能です。

 もうひとつのポイントである「アイサイトX」は、新型「レヴォーグ」で初めて採用されたシステムです。

「アイサイト」は、フロントガラス上部に設置されたステレオカメラが前方の対象物との距離を測り、前走車との車間距離が詰まった場合などに、自動的にブレーキをかけてくれるといったアシスト効果があるものです。

「アイサイトX」はこれに加え、準天頂衛星「みちびき」などから取得した高精度な位置情報や地図データ、そしてインテリアパネルに備えられた「ドライバーモニタリングシステム」や、「ステアリングタッチセンサー」などを組み合わせることで、50㎞/h以下で走る際には完全なハンズフリー走行を実現しています。

 さらに「ドライバー異常時対応システム」が組み込まれているため、一定時間ステアリングを保持しない状況が続いたり、ドライバーモニタリングシステムが運転者の異常を検知したりすると、警告音を鳴らしながら自動的にクルマを停止させます。

 今回の「レヴォーグ」は装備内容に応じて6種類のグレードがラインナップされますが、なかでも「EX」と付く3タイプに「アイサイトX」が、そのほかには「アイサイト」が装備されます。「X」付きは35万円以上も高くなりますが、先行予約では93%のユーザーがそちらを選んでいるそう。安全性への高い関心がうかがえます。

【了】

★★新型「レヴォーグ」を写真でたっぷり★★

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