新「ご当地ナンバー」誕生 好発進の飛鳥ナンバー「3110」【できごと2020】
2020年は、新たに17地域の「ご当地ナンバー」が誕生。なかでも奈良県の飛鳥ナンバーは、過去に導入見送りとなったこともあり、悲願の誕生でした。ある幸運が重なり、飛鳥は図柄入りプレートも人気を集めています。
「松戸」と「飛鳥」で接戦
2020年は、自動車のいわゆる「ご当地ナンバー」の交付が新たに17の地域で5月から開始されました。これにより、自動車ナンバープレートの地域名表示は計134種類になっています。
5月に追加されたご当地ナンバー、およびその交付対象自治体は次の通り。なおカッコ内は、その地域で交付されていた元のナンバープレートの地域名表示です。
・知床:北海道斜里町、小清水町、清里町(以上、北見)、別海町、中標津町、標津町、羅臼町(以上、釧路)
・苫小牧:北海道苫小牧市(室蘭)
・弘前:青森県弘前市、西目屋村(青森)
・白河:福島県白河市、矢吹町、西郷村、泉崎村、中島村(福島)
・市川:千葉県市川市(習志野)
・船橋:千葉県船橋市(習志野)
・松戸:千葉県松戸市(野田)
・市原:千葉県市原市(袖ヶ浦)
・板橋:東京都板橋区(練馬)
・江東:東京都江東区(足立)
・葛飾:東京都葛飾区(足立)
・上越:新潟県上越市、糸魚川市、妙高市(長岡)
・四日市:三重県四日市市(三重)
・伊勢志摩:三重県伊勢市、鳥羽市、志摩市、明和町、玉城町、度会町、南伊勢町(三重)
・飛鳥:奈良県橿原市、田原本町、高取町、三宅町、明日香村(奈良)
・出雲:島根県出雲市、奥出雲町、飯南町(島根)
・高松:香川県高松市(香川)
これら17地域では同時に、「地方版図柄入りナンバープレート」も導入されていますが、その申し込み数は9月末時点で、1位が松戸の3100枚、次いで飛鳥の2816枚でした。
ただ、松戸ナンバーの保有車両数18万8900台に対し、飛鳥は10万8210台です。飛鳥ナンバーにおける図柄入りナンバーの「普及率」は、この時点で2.19%と、既存の41地域を含めて全国トップに躍り出ています。
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