リニア中央新幹線 座席テーブルは横 コンセントはUSBになる? 包まれ感もポイント
中央新幹線での営業運転に向け、走行試験を続けている超電導リニアモーターカー。最新車両のL0系改良型試験車では、「未来の新幹線」の座席について、新しい形が見えてきました。その「包まれ感」は、寝過ごし注意かもしれません。
見えてきた? 実際のリニア中央新幹線の座席
建設が進められているリニア中央新幹線。開業に向けて、座席のブラッシュアップも進行中です。次世代の新幹線、その座席はどうなるのでしょうか。
2020年8月17日から山梨実験線で新たに走行試験を開始した、超電導リニアモーターカーL0系の改良型試験車では、その新しい形が見えてきました。
以前から走行試験を行っていたL0系車両の座席は、東海道新幹線のN700系などと世界観を同じにする印象もありましたが、L0系の改良型試験車では大きく変わっています。
まず感じたのは、「包まれ感」です。
大きく張り出した背もたれ上部。背もたれと連動して座面が動くリクライニング。多層構造のクッションで体圧を分散する仕組み。プライベート感のある空間を演出し、ソファのような座り心地を実現したといいます。
謎のクエンチ現象は解決したのでしょうかね?
寝過ごしても、短い時間で戻れるが…