水素カー「MIRAI」新型 脱炭素の本命なるか 1充填で750km超 走るほど空気キレイ

ガソリン車禁止の流れに乗るか!?

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新型「MIRAI」(画像:トヨタ)。

 トヨタは2020年12月9日(水)、水素を燃料とするFCV(燃料電池自動車)「MIRAI」の新型を発売しました。

 世界初の量産FCVとして誕生した「MIRAI」が6年ぶりにモデルチェンジ。水素搭載量を約20%拡大し、航続距離を向上させているといいます。1充填あたりの走行距離の参考値は、グレードにより約750kmから約850km(従来型比30%向上)ということです。

 また、発電のため走行時に空気を取り入れるFCVの特長を活かし、吸入した空気をきれいにして排出する空気清浄システムをトヨタで初搭載。排出ガスを出さない「ゼロエミッション」の先を行く、走れば走るほど空気をきれいにする「マイナスエミッション」を打ち出しています。

 デザインについては、「環境車だから」ではなく、真にスタイリングで選ばれるクルマを目指して内外装を作り込んだそう。走りの快適さも追求しており、踏んだ瞬間からトルクが立ち上がり、どこまでもスムーズに伸びる加速性能はFCVならでは。騒音もなく「圧倒的な静粛性」を実現しているそうです。

 価格はベースグレードの「G」で税込710万円ですが、エコカー減税などの各種優遇を適用することで、139万5700円(「G」に4つの優遇を組み合わせた場合)安く購入できるといいます。地域によっては、さらに自治体独自の補助金が対象となる場合があるとのことです。

【了】

【ギャラリー】走れば走るほど空気がキレイに? 「MIRAI」を写真でチェック

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コメント

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1件のコメント

  1. 水素を作るときに二酸化炭素を出していたりしないでしょうね?