プリウス180台分の中古バッテリーを首都高が「リユース」 PAの非常用電源に

トヨタとの共同研究です。

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3代目プリウス。写真はイメージ(画像:トヨタ)。

 首都高速道路は2020年12月11日(金)、トヨタ自動車 未来創生センターとの共同研究「再生可能エネルギーを活用した道路インフラのエネルギープラットフォームの構築」について、実証実験を開始したと発表しました。

 災害時における道路施設への電力供給を目的に、再生可能エネルギーの創出、蓄電、供給および監視を総合的に実施するシステムを構築する研究の一環として、太陽光パネルとハイブリッド車のリユースバッテリーを組み合わせたシステムが辰巳第1・第2PAに構築されました。これには、プリウスの中古バッテリー180台分が使われています。

 今回のシステムでは災害時に3日間の電力を賄える想定だそうです。今後1年間、実証実験のデータを取得し、システムの効率・稼働状況を確認するといいます。

【了】

【写真】プリウスのバッテリーで構築されたPAの非常用電源設備

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