【今日は何の日?】気仙沼線の不通区間、BRTとして運行再開

12月22日、気仙沼線の柳津~気仙沼間がBRTとして運行を開始しました。

東日本大震災で被災、鉄道から転換

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柳津駅に到着する気仙沼線のBRT車両。鉄道区間との乗り換え駅(乗りものニュース編集部撮影)。

 2012(平成24)年12月22日、JR気仙沼線の柳津~気仙沼間がJR東日本のBRT(バス高速輸送システム)として本格運行を開始しました。

 気仙沼線は前谷地駅(宮城県石巻市)と気仙沼駅(同・気仙沼市)を結ぶ路線です。線路は2011(平成23)年の東日本大震災によって沿岸部を中心に大部分が被災し、運休を余儀なくされていましたが、柳津~気仙沼間については線路敷をバス専用道に転換し、一部区間は一般道も併用するBRTとして再出発を果たすことになりました。

 気仙沼線BRTは、鉄道を運営するJR東日本では初めてのBRT路線でした。約半年後の2013(平成25)年3月には、大船渡線の気仙沼~盛間もBRTとして運行を開始。被災前の路線網が、形を変えつつ再びつながりました。

 2020年4月には、柳津~気仙沼間の鉄道事業が正式に廃止。同日付で同じく廃止された大船渡線の気仙沼~盛間とあわせ、「鉄道としての復旧」の可能性はなくなりました。

 BRTは鉄道に比べ、駅の新設が手続きや費用の面で容易なため、BRT転換後に多くの「新駅」が誕生しました。気仙沼線でもバス専用道上にある岩月駅(宮城県気仙沼市)と赤岩港駅(同)を含め、5駅が新設されています。

 現在、気仙沼線BRTでは専用道の割合を約9割まで引き上げるため、整備工事が進められています。あわせて、自動運転の実現に向けて様々な実証実験が行われています。

 途中の陸前階上駅(宮城県気仙沼市)には、かつてのホームや跨線橋が今も残っています。ありし日の鉄道時代に思いを馳せることができる、貴重な遺構です。

【了】

【写真】鉄道の面影が残る…BRTの風景

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コメント

1件のコメント

  1. 三陸鉄道ならもともと津波の影響をうけにくい箇所を走っていますが、JR東は気仙沼線などは(仙石線などのような)津波を避けうる線路移設するには及ばないと判断したのでしょうね。補助金ももらいにくいはずだし。

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