東京消防庁出初式 新型コロナの影響で初の無観客開催 爆弾テロ対処の消防演技も

東京消防出初式、規模縮小のなか、多くの新装備が見られました。

 年初に東京消防庁が実施する「東京消防出初式」が1月6日(水)、江東区有明にある東京臨海防災公園で行われました。

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2020年4月に発足、出初式には今回初めて参加した東京消防庁即応対処部隊の車列(2021年1月6日、柘植優介撮影)。

 今回の出初式には人員約1400名、車両約70台、ヘリコプター3機が参加。部隊検閲および分列行進ののち、はしご乗りや消防演技、一斉放水などが実施されました。また、昨年(2020年)4月に新編された東京消防庁即応対処部隊が初めて参加したのも特徴です。

 例年であれば、多数の来賓の参列や一般客の来場が見込まれるものの、今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、式典規模は大幅に縮小され、初めて無観客での開催となりました。そのため、小池百合子東京都知事もモニター越しでの告示となりました。

 時程も昨年(2020年)と比べて約40分短縮し、1時間40分ほどで終了。東京ビッグサイトで例年実施していた屋内展示なども、今回は行われませんでした。

【了】

【新装備】初参加の新型ウニモグやエアボート、ベンツのはしご車など

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