なぜ? さらに「遅く」なった銚子電鉄 自転車で勝てるんじゃ… 社長と検証してみた
対決の結果は…? そもそもなぜ「遅い」ダイヤに?
自転車(電動アシスト付き)は銚子駅前を15時05分に発進、終点の外川駅を目指します。一方、電車組は自転車の出発を見送ったのち銚電ホームまで移動し、15時10分発の便で出発しました。なお自転車は、線路に付かず離れず並行するようなルートを走ります。
電車には駅での停車時間がありますが、自転車も信号待ちで数分をロスします。とはいえルート上にある3か所の踏切は、すんなり進むことができました。どうやら、電車はまだ追い付いていないようです。
一方、竹本社長が同乗した電車も、ゆっくりとしたスピードで進みます。「あんまり急加速すると電車が壊れちゃう」と社長が言うように、加速も実に緩やか。
車内では「あ、社長!」と乗客から声を掛けられるなど、とてもアットホームな雰囲気。列車行き違いのため2分停車する笠上黒生駅では、学校から帰る子どもたちが元気に降りていきました。
対決の結果は「自転車の勝ち」。自転車は途中、犬吠駅付近で道を間違えるというミスを犯したものの、電車が到着する2分ほど前に終点の外川駅へ到着しました。ただ、冬でも汗だくになったことは言うまでもありません。
速さの面では「徒歩以上、自転車未満ですね」(竹本社長)という銚子電鉄ですが、なぜあえて、「遅い」ダイヤにしたのでしょうか。
「以前のダイヤでは、何かあった際に、JR線との接続時間などを意識して焦ってしまい、結果として遅延発生が多かったのです」と竹本社長は話します。輸送の安全を確保するうえでも、ダイヤに余裕を持たせたのだそうです。
【了】
自転車は途中の駅を必ずしも全部は寄っていない?
了様ありがとうございます。自転車よりも遅いのでは、乗客は乗らないかもしれませんよ。なにせこれだったら自転車のほうが遥かにコスパが良いですからね。了様はどう思いますか?
乗り物ニュースなんだから皆に規範を示すためにも自転車はヘルメット被れ!